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「殴られても構いません」野球部員に書かせ体罰　和歌山
[朝日新聞 2015年3月12日19時37分]
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上富田町立上富田中学校(同町岩田、小森弘二校長)で、野球部顧問の男性教諭(35)が
昨年8月から今年2月ごろにかけて、2年生の複数の部員に体罰をしていたことが12日、
同校などへの取材でわかった。
町教委によると、「『野球部のルールが守れなければ殴られても構いません』という
文書を書かされた」と話す部員が複数いたという。
県教委は男性教諭の処分を検討している。

同校や町教委によると、男性教諭は3年生部員が引退した昨年8月ごろから、バック
ネット裏や部室などに個別に部員を呼び出し、頭をたたいたり、太ももを蹴ったり
するなどの体罰をしたという。
2月18日に部員から小森校長に相談があり、確認したところ、2年生の
うち5人が体罰を受けたと話したという。
「これまでに50回以上も体罰を受けた」と話す部員もいたという。
男性教諭も「活動目標を記入するクラブノートや、部員が決める練習メニューなどが
きちんと書けていなかった」などの理由で、体罰をしたことを認めたという。

校長は同日、町教委に報告。
男性教諭を野球部顧問から外し、保護者らに説明して謝罪した。
部員には外傷などはなく、部活動を続けているという。

町教委と県教委によると、この男性教諭は同校で2005年から体育講師、2009年から
体育教諭として勤め、11年からは生徒指導もしている。
部員への体罰については、07年から昨年1月に、少なくとも4回起こしており、町教委から
13年4月に2、3年生部員への体罰で厳重注意、14年3月には1年生部員への体罰で文書訓告の
処分を受けているという。

小森校長は「子どもの安心安全を守らなければいけない学校でこういった事態に
なったことには責任を感じている」と話している。
同校では週明けに保護者説明会を開く予定。
(高井和道、平畑玄洋）
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児童生徒の将来を本気で考えているのなら、『体罰』を『暴力的指導』へ直結させたいような
短絡的な報道より『子供の躾がなっていない家庭』を吊るし上げる報道体制へ切り替えた
ほうが良いですな。

最近は箸、ナイフ、フォーク、スプーンから鋏、カッターナイフの持ち方
使い方を教えない一風変わった保護者も多いようで・・・