目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
69,247km
前回のサーキット走行会で全くグリップしなかったので来シーズンに向けてタイヤを交換することにしました。
その前にホイールをクリーニングしておきます。
とはいえ、これまで市販のパーツクリーナーやホイールクリーナーでは強固に焼き付けたようなブレーキダストは全く落ちませんでしたので、アルミホイール用鉄粉除去クリーナーを試してみます。
いろいろなものが出ていますが、恐らく成分はどれも似たり寄ったりで濃度が違うとかそんな感じだと思います。
今回はMONOTAROのアルミホイール用強力鉄粉除去クリーナー(4L)を購入しました。
スプレー容器やスポンジも付属しているのですぐに使えます。
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とはいえ、こういうクリーナーは塗装されたホイールが前提だと思います。
ウチのTE37のようなアルマイトやアルミの地金が露出しているようなものだと問題が起きるかもしれません。
まずハブの裏面で色落ちなど問題が無いか試してみて大丈夫そうだったので塗布して数分放置し反応が進むのを待ちます。
鉄粉と反応した液剤がすぐに赤く変色しますがまぁまぁ綺麗にしていたのであまり見た目には変わらないように見えます。
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クリーナーを水洗いしたら同じリア側で使っていたものを並べてみます。
まだ濡れていて光沢っぽく見える事を差し引いても1回塗布でけっこう綺麗になりました。
4
裏面。
ブレーキダストは一見すると軽く拭き取れそうに見えますが、内側は表面がツルツルではない事もあって場所によってはかなり固着していました。
ホイール4本の裏表に一回塗布でだいたい300ccくらい使いました。
5
鉄粉専用なのでオイル汚れは落ちません。
これはハブ回りから飛んだグリスかな?
6
しかしフロントで使っていた内側は全然落ちません。
1回でこれくらい。
四角く明るい領域がバランス取りしたウェイトが貼ってあった箇所で元の色とはこれくらいの差があり、内側とはいえ気になります。
7
何回か洗浄を繰り返しましたがあまり芳しくなかったのでクリーナーを浸したペーパータオルを貼り付けてしばらく置いてみます。
洗い流してみると、シワになって浮いていた部分と強固なダストが部分的に残っていますが落ちる事は確認できました。
この後日没になりましたので、フロント側2本の内側全周を同様に処理して落とせる汚れは落としておきます。
残っているダストを指で擦ってみるとポロポロと取れるのでかなり効果があったようですが手元が暗いのと腹が減ったので水洗いしてひとまず終了としました。
表面はよく見ないとどれが汚れが酷かったフロント側だったか分からないくらいには成りましたが、表は車両に組みつけてからも出来ますが、内側は外している時しか出来ませんので、後日もう少し時間を掛けて同じようにやってみようと思います。
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タイヤは4611の製造でした。四年以上前ですが、一年半預けていて野ざらしだった時にかなり劣化が進んだように感じます。
アウト側の減りが早いようですが、キャンバー角の問題と言うよりはタイヤが変形したためにグルーブの角に負荷が掛かって早く減っているのでしょう。
こうなってくると普段の接地面積も半減します。
空気圧を下げても今度はタイヤ自体の変形が大きくなってしまい、これもまた接地面積があまり増えない要因かもしれません。
タイヤの総幅を広げて扁平率を下げればタイヤの変形は減らせますが、今度はサスペンションの仕事量が増え、急激なグリップ変化が起きるかもしれませんしコーナリングは良くなってもストレートでの最高速度は落ちる事になります。
そこらへんの兼ね合いでどこかにこの車両と自分の乗り方に最適な組み合わせがあると思います。
まぁいろいろ変えながらやってデータを取るしかないのですが、自分のサーキット走行回数では次にタイヤを換える頃にはまた新しいタイヤが出てきてまた組み立てなおし、になってしまうのかもしれません。
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