純正ショックリフレッシュ最終章

ダンパーのOIL交換に難儀しましたが、2台分のダンパーから減衰の効いた物を抽出して奇跡の1台分確保に成功。

事前に用意していたアッパーマウントなどの消耗品を一新して「純正ショックリフレッシュ最終章」として締め括りたいと思います。

新旧マウント比較
左側が新品ですが、厚みがある事がわかると思います。

ちなみにフロント、リア共に部品は共通ですので、古いマウントは8ケ所有となります。この中から厳選して1台分を確保。残りのダンパー再生に使用します。

バンプラバーも純正を2ケ用意しましたが、ダウンスプリングを使う為に1ケを半分にして使用します。

向きがあるようですが、切断面を上側(アッパーマウント側)に向くように設置しました。

フロントサスペンションの部品、ダストシールとニードルベアリングの新旧比較

左側が既存品。殆ど摩耗が判らないくらいですが、1つだけニードルベアリングの摩耗が著しく、亀裂が入っているものがありました。荷重の掛かる部品なので交換して良かったと思います。

組み込む際にはグリースを塗布しました。手持ちのモリブデングリースを使いました。

スプリングアッパーシートには古いグリースや汚れが固着していたので、スクレーパーで削り取った後にシャシブラックで錆止め塗装しました。

ダンパーベアリングプレートも同様に汚れなどの固着が目立っていたので、スクレーパーで削り取りシャシブラックで錆止め塗装。

この辺りは車載時に、ダンパーをナックルへ組み込む際にはスムーズに可動してくれたました。ハンドリングにも良い影響があると信じていますw

厳選されたダンパーへ組み込む前。
本当はダンパーの塗装もしたかった…。

一式を組み込み完成です。
フロントの写真ですが、リアはもう少し部品が少ないので省略。

車載した後、試走がてら長女の迎えに行きましたが印象は良いですね^_^ 減衰が効いている事に加えてマウント交換も乗り心地に好影響を及ぼしています。減衰が効いていない節度のない動きとは違って、制限の効いた動きでダンパーが働いている印象です。ロードノイズも静かになっている印象です。これはマウントの影響ですね。
明日から通勤で毎日乗りますから、もう少し様子を見ていきたいと思います。残ったダンパー達も蘇生して早く資金にしなきゃw