やっと、勝てました。
この前の勝利はイツやったのか、思い出されへんです。
ちょっとだけ、肩の荷が降りた心持ちです。
アサンのK4耐久レースは、全4戦あります。
1日で、1ヒート目(1時間)+2ヒート目(2時間)、計3時間走るワケですね。
で、それぞれの結果にポイントが与えられます。
で、このポイントの1割の周回数がハンデとして次ヒートに与えられるんです。
細かくいえば四捨五入で計算されて、累計の最大数は10周までとなってます。
単純ですけど、これが結構巧妙に機能しとるんだっす。
1ヒート(1時間)でハンデ2周もあると、まず勝てません。
開幕戦はノーハンデですけど、3戦目ともなるとトップ連中には重いハンデが。
で、ポッと出て来たニューカマーがあっさり勝ったりするわけなんです。
ということで、なかなか勝てそうで勝たれへんのがこのレースなんだす。
表彰はヒート合計ですんでネ、このトップに立つのはもっと大変なのね。
シリーズを制するには、少々の運も要りますねぇ。。。
まずは予選。
ナンとか3番手をもぎ取りましたけど、クルマの調子がイマイチなんだっす。
勝負のかかったブレーキングをすると、激しく左に切れ込んでまうのヨねぇ。
セッション中、危うく1コーナーで飛び出すトコやっただす。
なんとかコントロール出来たけど、ヘタすりゃ~3回転捻りをやらかすトコやった。
ということで、不安を抱えたまんま1ヒート目のスタートだっす。
第2戦にリタイヤしとったから、ウチのハンデは比較的軽い方。
重いハンデに苦しむ連中を尻目に2位でフィニッシュ。
ムリは出来ない状況下で、まずまずの結果だす。
2ヒート目のスタートは、上位10台がリバースグリッドになります。
ちゅ~こって、2位やったウチは9番グリッドからのスタート。
ここでも、主宰者の巧妙な悪戯が効いてくるんだわねぇ。
長丁場ですんでネ、まずは自分たちのペースを守ることが肝心だっす。
速いクルマやノーハンデの連中に惑わされとるようでは勝てません。
ウチは終盤勝負と読んで、タイヤを労わる走行に心がけとりました。
ラスト40分、最終スティントの運転手はワタスだっす。
トップとは1周あけられての4位で、もはや優勝は絶望的だっす。
けんど、タイヤがまだまだ生きてやして、なんとか同一周回に持ち込んだし。
その時~~~! 事件は起こったのだ~。
ナント! 3位を走っとった弟分の#23JA4が1コーナーでクルリン!
直後を走っとったワタス、危うく同士討ちをやらかすトコやっただす。
原因は、リアのハブ、スピンドルがポッキリ!
この時、コースはローカル(区間)イエローやったのね。
呑気にスローダウンしとる連中を、グリーンフラッグ直後でゴボウ抜き。
そうこうしとったら、フルコースコーションになり、やがてSCも。
運がエエことに、SCが入った位置がワタスの後なんだっす。
シメシメ! 数台前には1位と2位のケツが見えとりますがな~。
グリーン!
油断も隙も無い男を自負しとりますんでネ、周回遅れをまとめてパス。
間髪を入れずに、全部抜いたったし~~~!
ありがとう神様、トップでごじゃりまする~。
あとは楽々クルージング・・・、ところがア~タ!
周回遅れをパスしようとインに入った瞬間、クルマが横に弾かれた。
そう! あのブレーキバランスがココにきて悪さをしよったんだす~。
あっさりと1台に抜かれたけど、気合と根性で割り込んだったし~。
少々強引やったと反省しとります。関係各位ゴメンなさい。m(__)m
ということで2位となり、残された時間はあと僅か。
けど、なんか負ける気がせんかった。
確実に一発で仕留てトップ返り咲き~!
直後にチェッカー!
ピットは大騒ぎになってます。
悠々と回ってピットに帰ると、大勢の人が大歓声で迎えてくれました。
エエ歳こいてやすけど、ちょっと感動してしまいました。
ガラにもなく、お世話になった方や応援して下さる方々に感謝しています。
コレを読んで下さっている方々にも、あたらめて感謝申し上げます。
あらためまして、ありがとうございました。m(__)m
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クルマ | 日記
Posted at
2012/10/22 22:06:43