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2017年10月14日

レガシィはどうなるのかねぇ

レガシィはどうなるのかねぇ スバルレガシィが生み出した「ツーリングワゴンブーム」という熱狂


今をさかのぼること28年前、1989年1月、スバルが再起をかけて開発した新世代モデル「レガシィ」には、セダンと共に「ツーリングワゴン」が設定されていました。

なかでもスポーツセダン並みの走行性能を持つ最上級グレード「GT」の存在は、レジャーや日常の使い勝手の良さに加え、走りも楽しめるという新たな価値が与えられ、それまでの「ワゴン」が持っていたイメージ、概念を大きく変化させ、そのブームは「スポーツワゴン」という新たな魅力と潮流を生み出しました。

本企画では1990年代に大きく花開き、国産全メーカーを巻き込む「時代」を作ったレガシィについて語ってみます。

文:大音安弘 写真:SUBARU

■初代から脈々と息づく「走りのワゴン」というコンセプト

日本自動車界ではまだバブル真っ只中だった1989年、スバル(当時は富士重工)が社運を賭けて開発した新世代モデルのレガシィは、セダンとツーリングワゴンの2本立てであった。これまでのスバルのイメージを覆すモダンな内外装に加え、スバル伝統の走りの良さを磨き上げていた画期的なモデルだった。特に従来は実用一辺倒だったツーリングワゴンの概念打ち破ったレガシィツーリングワゴンは大ヒット。のちのツーリングワゴンブームへと繋がることになる。

レガシィが特徴的だったのは、発売間もなくして、より快適装備を満載した最上級グレードのターボモデルの「GT」をセダンとツーリングワゴンに共に追加したこと。これがスポーツワゴンとしてレガシィの独自のポジションを確立。その人気ぶりは、のちにSTIチューニングによるコンプリートカー「レガシィツーリングワゴンSTi」が発売されたことからも伺える。

■続々と表れたフォロワー、ライバルたち

レガシィツーリングワゴンのヒットに刺激され、各社からは、スタイリッシュでスポーティなツーリングワゴンを続々と投入した。トヨタのカルディナと三菱のリベロが新開発車としてデビュー。ホンダは、北米より逆輸入でアコードワゴンを導入。日産はフルモデルチェンジしたプリメーラにツーリングワゴンを新設定するなど、レガシィが築き上げた「ツーリングワゴン市場」に続々と参入、追従を見せた。

さらに1993年にレガシィが2代目へと進化すると、より他社のバリエーションは拡大され、日産からは「スカイラインワゴン」と噂されたスポーティなツーリングワゴンのステージアが、三菱からは当時同社の中心車種だったギャランのツーリングワゴンに当たるレグナムが投入され、ツーリングワゴンは日本車のメインストリームのひとつとなった。

■スポーツモデルもお約束だった

もちろん、ツーリングワゴンはレガシィ登場以前より各社がラインアップしていたが、そのポジションは(やや乱暴な言い方だが)いわゆる「豪華なライトバン」であり、スポーティな走行性能など求められることはなかった。そこに革命を起こしたのがレガシィであり、先に挙げたライバルとなるツーリングワゴンには、対レガシィに向けた高性能なスポーツグレードが軒並み設定されていた。

その中の印象的なモデルを紹介すると、トヨタカルディナはプラットフォームを共有するセリカの最強モデル「GT-FOUR」のパワートレインをそっくり受け継ぐ、2代目GT-T、3代目GT-FOURを設定。日産ステージアは280psを発揮するRB25DET搭載グレードに加え、GT-Rワゴンと呼べるオーテックバージョン260RSを設定。レグナムもセダン版となるギャランのトップモデル同じVR-4を設定していたことは記憶に新しい。

まさになりふり構わず「打倒レガシィ」を目指したわけだ。

■受け継がれるスポーツワゴンスピリット

隆盛を迎えた90年代がすぎ、2000年代にはやや鎮火したものの継続的に販売を伸ばし、2010年代に入る直前の2009年にレガシィは5代目へとフルモデルチェンジ。

しかしこの頃になるとレガシィの販売の中心は北米に移っており、ニューヨークショーでプロトタイプが先行発表され、ボディもひと回り大きくなったことなどからも、レガシィの「軸足」が徐々に日本市場から離れていったことが伺える。

それもそのはずで、その頃から日本市場での販売現場ではミニバンやコンパクトカー、ついでSUVの台頭が目立っており、ツーリングワゴン市場はすっかり下火となっていた。

こうした状況を踏まえて2014年4月の5代目生産終了アナウンス時、レガシィの次期モデル(6代目となる現行型)はセダンのB4とクロスオーバー仕様のアウトバックのみが設定され、ツーリングワゴンは「レヴォーグ」に引き継がれること、またB4のターボ仕様もWRX S4に統合されレガシィからは廃止されることが公表された。

新境地を開拓したレガシィさえも「スポーツ仕様のツーリングワゴン」は後継車へとバトンを手渡したかたちとなったが、しかしスバルのスポーツワゴンスピリットは、国内市場をメインに開発されたレヴォーグにしっかり受け継がれており、いまも日本のスポーツワゴンファンの心をしっかりと捉えている。

https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20171013-10274637-carview/




レガシィはBL/BP系を最後に、それからは一気に肥大化した感じ。同時に、ラインナップも縮小されたね。
今じゃ2500ccのグレードが1つあるだけで、販売の主力はインプレッサとフォレスター、レヴォーグになっちまったか・・・

個人的に、肥大化しすぎた車体はレガシィじゃないんだよね。低重心をアピールするように低いスタイルのままだったら良かったのに、上にもデカくなったもんだから『スポーツセダン&ワゴン』らしさが薄い。
無理に高級感を出そうとして、木目調・クローム・シルバー塗装、これも多様しちゃうと安っぽくなるんだよな。


レヴォーグの2Lターボを入れて、カッコ悪いつり目を止めて、ルーフをもっと低くして、タイヤを235にして、シートをサポート性の良い物に変えて、内装をピアノブラックとレザーにして・・・



BE/BHか、BL/BPだな、これ

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Posted at 2017/10/14 05:07:02

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富士山周辺ライドは延期です💦
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この記事へのコメント

2017年10月14日 8:23
しげさんや私が乗った3代目、BHBEは永久に不滅ですよ!

シーケンシャルツインターボの集大成とも言えると思いますが、どうでしょうか!?
コメントへの返答
2017年10月15日 20:51
安くて、速くて、楽しいクルマでしたよね!
今でもオーナーがたくさんいますし、スバルの名作ですよ!

シーケンシャルツイン、色々と賛否あるけど、オイラは好きだなぁ。
チューニング面倒だけど、メーカーが頑張って造った結果だし、スバルで唯一ですからね。
BD/BGから続くの、このままいってほしかったなぁ・・・
2017年10月14日 9:25
水平対抗エンジンを造り続けるのなら、
自分もボンネットの低さに拘ってほしいと思います。

先代のレガシィは特に酷く、
クラウン?って思った程。

スバルは低くてシャープなイメージの車を残さないとダメです。
コメントへの返答
2017年10月15日 20:59
シャープなイメージって、クルマ全体でこそなんですよね。最近のようにライトが尖がってたり、三角の形をしたデザインを多用するんじゃないんです。
低重心の水平対向だからこそ、低いスタイルが求められるのに太らせてどうすんの?と。

アメリカ大好きすぎて、日本向けじゃないんですよね。
2017年10月14日 12:48
やっぱりBPが最後のスポーツワゴンかな(o・v・)♪

内装はチープですけどねw;:゛;`(;゚;ж;゚; )ブフォ
コメントへの返答
2017年10月15日 21:06
もっと高級感を

と、レガシィは求められてきましたからね。スバルのフラグシップとしては仕方ないのかもしれませんけど、高級感を捨ててまで“走り”を無くしてほしくなかった・・・

ブレンボ、ビルシュタイン、モモステ
3種の神器みたいな感じですけど、こうゆうのに頼ってブランド志向にして、高級感をアピールするのは・・・ねぇ

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