ダート、キャンプ、登山・・・アウトドア強化週間⑥

気晴らしのキャンプツーリング。
2日目のメインは標高2000mの砂利ダートだ。
ガタガタゴトゴト登っていく。
ミッションの機械音とターボの金属音のキューンという音、ガタガタというタイヤからの振動、石が跳ねてどこかに当たるカーンという音、その中にエンジン音が混ざる。

はい。到着！

ジムニーから飛び降り、標高メータを見るとなるほど確かに2000mを超えていた。
恵那山の標高くらいか～。
なるほどそりゃ大分高いね。

牧草地なので草木は低く、ふかふか。
カメラと水だけを持ち、周囲を探索する。
ダート沿いは歩きやすいし、面倒臭い虫もすくないのでいい感じだ。

ジムニーはさながらローバー（探査車）だし、見渡す限り一人しかいない。
すこし映画「オデッセイ」を思い出し、他の星を探索している宇宙飛行士のような気分に浸った。

草があまりにもやわらかいので、バターンと倒れ込んだ。
やっべ、超ふかふか、超きもちい（笑）

フードをかぶり、帽子をかぶって、腕を組んだまましばし眠りについた。
早起きしたこともあり、びっくりするくらい良く寝れた。

空！青っ！
太陽に手が届きそう！
おりゃ！おりゃ！

・・・こんなバカなことが出来るのも周囲10km以内に確実に人類がいないからだ。

さ、昼寝してリフレッシュしたことだし、ローバー・・・じゃなかったジムニーで探索に出ることにしようか。

それにしてもこの池、流入する川もないのに、どうして枯れないんだろうか。

「こちらヒューストン、名もなき池の横を通過」

・・・宇宙飛行士気分の探検ドライブはまだ続く。
っていうか何しにここに来たんだっけな。