オートアンテナ基盤修理①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
この投稿は整備記録となるのか、備忘録となるのか、まだ修理完了してはいないのですかわ投稿させて頂きます。
先頃、オートアンテナの交換を行い中華製品に取り替えました。稼働は満足ですが、いかんせんアマゾンでの汎用品なため、評判が…直ぐに壊れる事が多々あるようで、やはり耐久性に難があるレビューが多くあります。でなきゃあんなに純正との価格差があろうはずもありません。
どうも、他のネットでの投稿などを見てるとオートアンテナ自体は構造は単純なようで滅多に壊れるものでもないようです…
そこで、内部を開けて故障の原因を探ることにしました。
開けるのは簡単でネジを外して本体をこじ開けると中身が見ることができます。
良く伸縮アンテナの巻き取り部分が折れたときなどこうやって開けて処置するみたいです。
内部見るとモートル部分に錆がでてました。ただこれだけで伸縮不能になるとは考えられません。隣には制御基盤が見えます。これが怪しいです。
2
会社で電子工作に詳しい先輩いわく、電子回路の故障の大部分は電解コンデンサが怪しいからとのお言葉をもらってたので観察してみると、やっぱりコンデンサが噴火していたようです。ニチコン25V 47μFのコンデンサが2つあります。手前が怪しい。
3
モートルとつながるコネクタを外して。基盤を引き出すと外部に出ている配線とのコネクターが奥にあるので抜いて。取り出します。
大きなソケットが車体へ行く配線です。
4
電子工作はこの10年くらいでちょこっとだけ勉強した素人ですが、このコンデンサ交換だけで純正部品20000円が直るなら是が非でもやります。
コンデンサは、サイズを計り秋月電子さんから購入、25V47μF20円×2、ついでに大きなコンデンサ(16V1000μF)55円も買いました。コンデンサに種類があることも知らない素人で、数値だけ合わせたら大丈夫だと思って購入したところ、届いてオーディオ用の高級コンデンサであったことが判明。しかも、サイズが大きいです…ニチコンのファインゴールドでした。
まぁ、オーディオ機器の一部だから良いかも。
5
基盤と電子部品が樹脂で固められてるので剥がします。固いですがゴムみたいな感じで地道にやればとれました。
6
半田を吸いとり線で吸収し、旧コンデンサを取り外します。ビジネスホテルの禁煙室で半田の煙がモクモク。
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あとはコンデンサの極性に、注意して付けます。完成です。大きなコンデンサは基盤穴とリード線の太さのが合わず断念…今回は噴火したコンデンサのみの交換となりました。おもいのほかうまくいきました。芋半田ですが。
8
故障を確認しようと静電容量を計ろうとしたのですが、リード線腐ってました。足が無くなってます。液漏れで腐食も非常に生臭い液体ですね。あとは装着して試そうと思います。
直ればまたもや、安価な修理です。期待したいと思いますが。
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