錆びは何でだ!?アーシング屋根付け作業

ふとボンネットを開けてエンジンルームを見てみる。


んん?



電流センサを避けてアースラインを束ねていましたが、その部分が錆びている…。


整備手帳を紐解いてみると、2012.12に取り付けているようである。


2年チョイ。

安い部材だからかな。

一旦ボルトとナットを外して見てみると…


接合しているネジ山は錆びていない。



ステンでもないし、錆びやすいと言えば致し方ないかぁ～。

持っていたボルトとナットに交換し、接点復活剤をシュー。


また2年くらいで交換かな…。





…と、何てことない作業だったんですが…



ちょっと待てよ。


ここだけ錆びている理由は何でじゃ?

理由をのべよ。


錆びやすい素材の部品を使用していたにしても早すぎる。何か理由があるはずですよね。

で、もはや部品の交換は済んでいましたが、あれこれ考えて周りを見ていくと…


指をさしている上の穴。

フェンダーのフチ子さん。そして指の下、黒のパーツの下にも穴。


もしかして…

ここから雨水や洗車の際の水が垂れて、濡れて錆が進行したのではないのでしょうか?


ボディーと同じコーティングがされているエンジンルームの中で、濡れて最初に錆び始めるのは、後付けのアーシング…。


ソリオ乗りのオーナーで、ここにアースポイントを一旦落としている方は多いかと思いますが、皆さんのソリオはどうでしょうか?

錆びていませんか?



私だけでしょうか…。


単純にここはボンネットとフェンダーの隙間。

水の通り道です。

悶々としながらも、おもちゃ箱を探ってみると…


こんな物を発見。
※お得意のプラダン(笑)



家の中からはかみさんが、
「また、変なことしないでよ!!」


…くそう。
こんなに暗くなっても錆の理由を探っているというのに…。


で、水が垂れていることが原因だったとしたら、これで濡れるのを防ぎたいというわけ。

チャチャチャっと貧乏作業。


簡単に屋根を付けてみました(笑)


※手前側を若干傾斜にして水が前側に流れるようにしました。


後ろ側に流すのも考えましたが、バルクヘッドからの水の浸入も考慮して手前に。
手前はヒューズボックスがありますが、こちらは水対策がされています。

※バルクヘッドとボンネットの隙間のゴムパッキンは外しています(笑)
熱がボンネットの後端から抜けるようにするためです。

横から見るとこんな感じ。


うーん。

安い作業だ…。



でも、とりあえずこれで安心感は増しました♪


金属の部材で作成することも考えましたが、上手く折り曲げないと振動などによりボディーにダメージを与えかねません。


こんなプラダンでもさしあたっては水をしのげますし、劣化してきたら交換も容易です♪

で、後日。



洗車をしてエンジンルームを拭き掃除しようとしたら…。





おお!!

やはり水が垂れちょる。


原因では?と考えた穴2ヵ所も水で濡れていて、その水がしたたったと思われる水滴がプラダンの上に!!



やっぱりな。

エンジンルームのボディー側はコーティングされているため、錆びなかったにしろ、後から取り付けた剥き出しのパーツは錆び始めたという構図…


読み通り♪


アースポイントをここに落としていない方には全く関係無いことでしたが、これでスッキリ♪


なによりタダで解決できたので満足度高し。




所詮整備手帳に載せるような内容では決してないですが、ソリオの錆びポイントとして認知されますことを願ってのアップでございまする。