まずは前提から。
大阪の北新地のクラブには、「口座」というシステムがあります。
これは「担当の女の子」といったような意味ですが、会社の担当の営業さんに近い仕事を割り当てられています。
クラブの口座はキャバクラの指名なんかとは全く異なります。客側の意思では、口座を変える=担当の女の子を変える という事は不可能です。この面も会社の担当営業に近い存在だと言えます。
私が店に行く場合、事前に口座(女の子)に連絡を入れ、一緒に行く人を伝えます。口座はテーブルをセッティングしてくれます。どんなヘルプの子を付けるのかは口座の采配なのです。私と口座と組んで、場を作るのです。
売り上げ方式で給料を貰っている女の子の場合、口座のお客さんの売り上げ=自分の給料になります。
例えば私がみんトモのGOGO62さんを連れて、私の行きつけのクラブに行ったとします。この場合、GOGO62さんは「枝」となり、自動的に私の口座の女の子に組み入れられます。私の口座は私の横に座り、GOGO62さんの横にはヘルプの子が座りますが、この子はあくまでヘルプ。口座、すなわち売り上げは私の担当に行くのです。
翌日の「ごちそうさまメール」はヘルプの子からGOGO62さんに届きますが、やっぱり口座は私の担当の女の子なのです。支払いを割りカンにしても、それでも売り上げは口座に入るのです。
これが、北新地の口座のシステムです。
さて、私は北新地に行くようになってから、ずっと「枝」扱い。すなわち取引先と一緒に飲みに行くので、その口座に枝として組み込まれていました。そこでヘルプに付いた子に、ものすごく気に入った子があったのです。
翌週が誕生日だと言うので、再度店に行くと、口座の女の子、私は枝でしたから、私をその店に連れて行った取引先の口座の子ですが、この子が店を止めていました。
この、「女の子が店を止めた時」、このタイミングこそがほとんど唯一、口座を移動できるチャンスなのです。私の口座は女の子が止めていたので宙に浮き、店預かりになっていました。こうして、新地に行くようになって数年、初めて口座を持ったのです。
新地のクラブは飛び込みでは基本的に入れないので、必ず誰かの紹介=自動的に枝として組み込まれるのです。
さて、私は商用でクラブ使うので、私と飲みに行くお客さんは、全てこの子が口座になっていきます。当然売り上げも上がりますし(それまで100%ヘルプで、自分の売り上げのカウントはゼロだった)、なんとこの子、口座は私が第一号だったそうです。
私の口座となったので、私と一緒に飲みに行く枝が全て口座になり、その知り合いもまた枝となり、口座が増えていく。このサイクルのきっかけを私が切り開いた事になるわけです。これは女の子喜びますよね。
ちなみにこのクラブはミニクラブというランクになります。
北新地は
クラブ > ミニクラブ >ラウンジ
という順番にお店のランクがあります。
クラブは大体セット(2時間)で5万円。
ミニクラブはセット2万5000円
ラウンジはセット1万5000円~2万円
という感じになります。
ミニクラブでも女の子は毎日出勤日前は美容院行きますし、街中にいたら振り返るようなレベルの子ばかりです。売れる寸前のグラビアアイドルで、TVは週に1回だけ出てる、というレベル位の子がいるのがミニクラブです。
先週末の金曜日、取引先の招待で先方と私の2人と北新地でした。
食事は北新地の
いろは、とっても美味しい割烹なのですが、とても高くて1人2万円。計4万円ですが、これは先方が払いました。
続いて私のお気に入りのいるミニクラブへ移動で2時間。
セットの2万5000円には、ミネラルウオーターとか氷は含まれませんし、ハウスボトルの概念が無いので、絶対にボトルを入れる必要があります。この日は無くなったボトルを入れたので、2名で8万5000円。これは私が払いました。
この売り上げの8万5000円は、まるっと私の口座(担当の女の子)に行く事になります。
前置きが長すぎました……。
こうして、この子とお休みの日にデートに行く約束までたどり着いたわけです。
キャバクラなんかで休日店外デートとかほとんど不可能だと思いますが、私がどうしてここまでたどり着けているかは、これでご理解頂けると思います(笑)
こういう女の子ですから、飛びぬけて綺麗ですし美容にもお金掛かっている上に服靴カバン、全部完璧です。月収60万は貰ってるはずです。
その子を休日デートで
GVFに乗せる訳ですから、それはそれはいろいろ考えてしまいます(笑)
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まずは待ち合わせ場所でGVFを見た瞬間。
彼女はミニのニットワンピでした。
日中ですが、デイライトは常時点灯になってます(笑)
ナンバープレートは移動済み(笑)
特にリアクション無く助手席に!
ネガティブ反応無かっただけでも上出来です。
バケットシートに変えてなくて良かった!
GVFは純正シートは結構良いと思います。
こんな用途には。
続いて助手席側のドアを閉めて私は運転席へ。
ここで、I、S、S#のモードの説明をします。
Iが200馬力位、Sで250馬力位、S#で300馬力超になります。今日はIモードで200馬力固定でそっとアクセルを踏むけれど、ほとんど使わないモードなのでギクシャクしてたらゴメン。先に謝ってから出発。デート開始しました。
この日のために車高調を入れず、純正のままにしてあったダンパー。
やっぱり硬い!硬すぎます。
デートカーとしては許されないレベル。
「ちょっと跳ねてるね~。できるだけそっと走ってるんだけど、足回りはやっぱり硬すぎるみたい。ごめんね」
と言いながら目的地へ。
これ、車高調入れてたらやばすぎました。
純正で我慢してきて良かった……。
しっかしこの勝利感というか、なんというか……。
助手席にこの子が乗ってるシチュエーションだけでももう最高です(笑)
やっぱし、どんな良いクルマ乗ってるより、良い女連れてる方が自己顕示欲満たされます(笑)
いろいろあったデート内容は割愛しますが、車に乗っていた時間は総計2時間半に及びます。
高架道路の新御堂に乗って少しだけアクセル踏んだ時に
「あ、今ちょっとブ~ンってしましたよね」
と言われました(笑)
押さえ込んでいたんですが、思わず踏んでしまったのです。
さて、結果ですが。
「ドライブしてる方が楽しそうだから、今度は名古屋まで行きましょう」
と先方から言ってもらえました!(この子名古屋にいた事のあるのです)
大勝利!
そして、旅行だったらどこ行きたい?の話題で、
「バリだったら行ってみたい」と言ってくれましたよ。まぁ私の知り合いを組み込んで、男2+女2ですよ、当然。
GVF、とても良い仕事をしたのではないでしょうか。
満点でした。
帰りは女の子のマンション前まで行って降ろしてきましたよ。
この信頼され具合、すごくないですか(笑)
帰りはもちろんS#でブーンでした。