8月1日から6日までバンコクに行ってきました。
今回は完全に1人旅。
ただバンコクではタイ人の友人のエスコート有りでしたので、普通の旅行では行かない場所にいろいろ行ってきました。
私も彼もクルマ大好きなので、今回はおよそ半日、車のパーツ屋さんの集まっているビルを見物しに行ってきました。
四階建てで、中央は吹き抜け。
中はほぼ全てクルマのパーツ屋さんで、およそ50軒ほどの店が入居しています。大きな立体駐車場が付いていて、場所柄的に改造された車ばかり止まっています。
★ちなみに写真撮影はビル内部全体がほぼ完全に禁止状態
勝手に写真撮ってると、即座に消すように言われます。
1件目で言われました。
ただ、友人のタイ人に交渉してもらって撮影OKな店はOKになりました。
タイオリジナル、ショップオリジナル製品を置いている店はほぼ撮影NGで許可が出ず、中国製コピーは撮影OKな所が多いです。なのでここに載せられる写真はどうしても中国製が多くなりますが、実際は半分はタイ製品が売られています。
英語が通じる店は10%ほどかと思います。
上の写真↑の吹き抜けの床部分には、バケットシートが並んでいるのが見えると思います。売られているのは
BRIDEのバケットのコピー商品。ただ、出来は素晴らしく良いです。BRIDEのコピーは中国製とタイ製があるそうで、タイ人にも中国製コピーの出来は悪すぎるとの事。ここに並んでいたコピーの出来は超ハイクオリティでした。
ファイバー部分、カーボン部分も良く、背中部分のカバーのクリア塗装の厚さ、艶、すごい出来です。
価格は一台で2万1000円ほどこれが2台セットだと2万9000円になります。
日本国内で流通している中国製コピーよりもはるかにはるかに安価です。
そしてクオリティは10倍レベル。
BRIDEの刺繍さえ無ければ良いのに……
この「BRIDE」ロゴ無くせば、日本人に売れまくるよっとアドバイスしておきました。
これはステッカー屋さん。
大体1枚が80円~100円ほど。
どのステッカー屋さんも大型のカッティングプロッターを置いていて、その場でオリジナルのステッカーを1枚からでもカットしてくれます。ハチマキなんかの作成もOK。
ラッピング屋さんも兼ねています。
使用カッティングシートも中国製では無くてタイ製。日本製のシートも選択できますが、当然価格は跳ね上がります。
タイではJDMのカスタム流行で、こうした日本系デザインのステッカーが相当部分を占めます。
こちらは日本のネットオークションなんかでも良く見られるアルミ削りだし系のコピー製品とジョークグッズ?的な感じのキャリパーカバー。
これらもタイ製と中国製があります。この辺の安価な金属製品はタイでも中国製が多くを締めていました。
SAMCOのシリコンホースももちろんコピー。
IC用のパイピングなんかも全てコピーで売られていました。
ちなみにビル全体見渡しても、BRIDEもSAMCOもCUSCOも本物は一つもありません(笑)
日本製ブランドのオイルキャッチタンクやブローオフバルブなんかの金属製品の中国コピー。これらも日本ネットオークションで良く見られます。一緒に居たクルマ好きのタイ人いわく、これを買うやつは頭悪いよとの事(笑)
まぁ私も賛成です。
特にBOVやウエストゲートのコピー品は最低の評価しか無いですね。HKSのBOV中国コピーなんて完全にゴミです。
中国製の謎形状のエアインテークやファンネル。
エアフィルターもコピー品ですが、パッケージもHKSのコピー。
これらも全て中国製です。
どうしても買いたい場合は、タイなら日本のネットオークションの半額以下で買えますね。
こちらはタイで企画されてタイで製造されてタイで販売されているオリジナル商品。
写真の物は、スイフト用のドアノブの内側を保護するパーツでプラ製ですが銀色のメッキがされています。
4枚セットで400円ほど。
他にもライト回りのメッキトリム等のタイでのみ人気のあるオリジナルメッキ製品が沢山あります。これらは輸入して販売すれば安価ですし一定数は珍しさもあって売れるかもしれません。
車種はタイで販売されている主な車種の物は揃っています。
ここから、今回このビルを訪問した理由、ランプ類のチェックです。
クオリティチェックや納期、輸送代や10台セット、20台セット時の価格なんかもしっかり交渉してきました。
まずは
中国製のケース、タイ製、台湾製、純正ケース引き取り加工
この4種に分かれます。
さらに内部のランプ類ですが、プロジェクターやエンジェルリングやDRLとなるチューブLEDなんかも中国製と台湾製から選んで組み合わせる事ができます。
ちなみにスイフト用のスモークレンズのLEDテールランプを例に取ります。
こちらは台湾製で台湾製のLEDやランプを組み合わせた場合の物。
北米では売られていませんが、EU圏では売られていて、オランダやスイスのアマゾンではおよそ3万7000円~4万円で売られています。
全く同じ物がタイで1ペアだけ購入した場合、店頭でそのまま引き取りで
1万6000円。10台なら納期2日でタイ内に在庫があり、価格は1万4000円になります。
これもスイフト用。
フォグランプ周囲のプラパーツはブラックとカーボン地とボディカラーとが選べます。タイ製。
これは上のスイフト用テールランプの台湾メーカーのカタログのページを撮影した物。赤系で2種類。さらにクリアとスモークの計4種類がこのメーカーから出ています。
そのまま取り付けできるプレアセンブリのヘッドライト類はこの店が一番良い店でした。店主の女性は英語もまぁいけます。
スイフト用のヘッドランプ、ペア購入で10セット。
LEDチューブのDRL内蔵でプロジェクターにエンジェルリング。
ライト類は全て台湾製指定で1台あたり
2万2000円で購入できます。
即決で10台買って日本に発送してやろうかと思いましたが、一応踏みとどまりました(笑)
続いて日本でも人気が出ているらしいジョークグッズです。
自転車とかに付けて笑うやつですかね?
これもタイではブレンボよりもエンドレスが人気です。
明らかに日本製部品のコピーの方が流行っています。
ストリートレース計だけでは無く、VIP系をやっているタイ人もいっぱいいます。
このDADという日本ブランドのタイ製コピーは本当に多く売られています。
クオリティも中国製と比較するならずっとずっと上です。
そして今回の訪問の目的、私のSTI用の完全オリジナルデザインのヘッドライト製作を頼めるお店。DRLの形状やカラー、エンジェルリングも丸型以外もありますし、ケース内塗装もOK。何の話をしたのかは秘密!(笑)
ちなみに内装屋さんもいっぱいあります。
シフトノブからステアリング、内装樹脂パーツの木目化やカーボンシート張り加工など。ステアリングでは日本製のコピーで1800円からですね。
最後にビルの外の屋台風のお店。
ここでようやくタイ風のステッカー発見。
JDMと違ってカラフルです。
お土産にいっぱい購入しました。