かんたんシフトＯＨ

最近シフトからギコギコと異音がするようになり、
特に１、２速が顕著で、手に伝わる感触も気持ち悪いので、部品を一通り注文しました。
シフトロッドを全部外そうと思いましたが、空模様も怪しかったので、外さず交換する事にしました。
外すにはウマをかませてかなり揚げないと、大変なので、今回はちょっとズボラする事にしました。





交換する部品は
ﾌﾞｯｼｭ､ｽﾃｰ ｺﾝﾌﾟﾘｰﾄ ﾄﾗﾝｽﾐｯｼｮﾝ 35035KA010 \260
ﾌﾞｯｼｭ､ ｼﾌﾄ ﾚﾊﾞｰ 　 35035KA010 \200
ﾀﾞｽﾄ ｼｰﾙ､ｷﾞﾔ ｼﾌﾄ 35046KC001 \280
ﾛｯｸﾜｲｱ \ 10
ｽﾅｯﾌﾟ ﾘﾝｸﾞ､ｲﾝﾅ \ 70
ｽﾌﾟﾘﾝｸﾞ ﾋﾟﾝ \ 20
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合計　　　　　　　　　　　　　　　　　 \840

まずシフトノブを外し、コンソールとブーツを外しておきます。
シフトとロッドを繋いでいるボルト（12）を外します。
供回りするので、頭の部分をメガネ等で抑えておきます。

ダストシールを止めているロックワイア（針金）を切り、ダストシールを外します。
邪魔なので、シールはカッターで切り開いて取り除いた方が、作業がやりやすいかと思います。
ダストシールもかなりモロくなっていて、ちょっと起こしたらあっさり裂けてしまいました。
壊れてはいませんが、やっぱり交換時期のようです。
下からグリスもはみ出してますね。

ダストシールを取り除くと、グリスがたっぷり入っているので、綺麗に取り除きます。
するとスナップリングが現れるので、先日このために買ったスナップリングプライヤを使って外します。
外れたら、ブッシュステーとブッシュを取外してバラバラにします。

参考価格　\980

外したシフトレバーからステーとブッシュを外します。
ブッシュは　固定しているピンを外すのに手こずりましたが、マイナスドライバーやピンを打ち込んで外すのが妥当です。

外れたらシフトレバーにダストシール、ブッシュを組みます。
最初にシールを組まないと後からは入らないので注意して下さい。
また動きをスムーズにするために、ブッシュにはグリスを塗っておきます。

ブッシュステーを取付けてシフトレバーは完成です。
向きを間違えないよう注意して下さい。

グリスをたっぷりと詰め込んでシフトを戻します。
そしてスナップリングを取付け、ダストシールをしっかり取付けた後、ロックワイア（針金）でシールの上下を縛ります。
ちなみにグリスは独断と偏見で耐熱モリブデングリスを使用しました。（だってマフラーが近いし、もしブーツが破れても、このグリスなら安心なんです。）

切り離したロッドを接続したら完了です。
後は、ブーツ、コンソール、シフトノブを取り付けて完成です。
以外と時間はかかりませんので、シフトに違和感を感じたらやってみてはいかがでしょうか？
併せてロッドと接続してる各ブッシュも交換すると良いでしょう。
今回はロッドを外さない「かんたんＯＨ」なのでやりませんでしたが、機会があればやってみて下さい。ロックワイア（針金）は長さに余裕がありませんので、余程慣れていないと足りなくなるので、予め余分に注文しておいた方が良いと思います。
事実私は足りなくなったので、上の部分は再利用しました。
作業終了後試乗したら、明らかにシフトの感触が良くなりました。
これでまたひとつ新しくなったので、ちょっと一安心です。