ブーストコントローラー HKS EVC3の取り付け

　ステッピングモーターへの圧力を取り出すため、純正ブローオフバルブ用の配管に３ウェイを取り付けます（黄○）。
　コントローラー本体とステッピングモーターとを接続するケーブルを赤白矢印のグロメットから車内へ取り込みます。このグロメットは小さいので、ケーブルのコネクタが通りません。コネクタから配線を抜き、グロメットを通し、車内へ通してから元の通りに戻します。

車内へ本体を取り付けます。今回はブーストメーター替わりでの使用が目的なのでダッシュボードのここにしました。
　車内の配線（電源、アース、カプラー接続）をします。余分な配線はハンドル下でまとめます。

ステッピングモーター（アクチュエータ）はタイヤハウスの上、エアクリーナーの後ろ側のここに取り付けました。
　配管は左側が４ｍｍでサージタンク圧力を繋ぎます。中はアクチュエータ（ウエストゲート）へ繋ぎます。右側はフィルターを介してタービンと繋ぎます。

純正配管のソレノイドバルブとアクチュエータとの配管を処理します。今回はソレノイドの配線は繋いだまま、配管のみ取り外すこととしました。
　ソレノイドバルブとアクチュエータの配管を外します（黄黒矢印上）。
　タービンＩＮ側の配管を外します（黄黒矢印下）。
　黄黒矢印双方をチューブで繋ぎます。
　　※赤白矢印の所にメクラ用の５ｍｍ金属丸棒が入っています。

ソレノイドバルブ側の配管を処理します。上記（黄黒矢印）で外したパイプが２本あると思います。それを５ｍｍ金属丸棒で繋ぎます。

取り付けが終了したら本体の設定をします。

　リセット
　　Ｐｗｒを押して電源をＯＦＦにします
　　Ｍｏｄ＋Ａｌｔ（一緒に押す）を押しながらＳｂｃを押します
　　ピィ～～ッと音がしてリセットされます

　再設定（説明書を見て設定してください）
　　初期設定モード・・・ノーマルブーストを設定します
　　　　Ｌｏｗ　０．６ｋ　　Ｈｉｇｈ　０．８ｋ（Ｌｏｗに＋０．２ｋ）
　　※ソレノイドバルブを外した状態での最大過給は０．６ｋでした
　　※標準ノーマル状態での最大過給は０．８ｋです

　　過給圧コントロール
　　　　任意に設定（Ｌｏｗ　０．７５ｋ　　Ｈｉｇｈ　０．９ｋ）

　　ワーニング過給圧設定
　　　　任意に設定（１．２ｋ）

設定が終了すれば取り付け完了です。