愛しの機器たち
投稿日 : 2008年09月13日
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その1…プリメインアンプ
言わずと知れた国産ハイエンドメーカーのAccuphaseはE-406Vです。
1996/12から1999/10にE-407にモデルチェンジするまで約3年間製造されました。その前の代はE-406で、単なるバージョンアップ品と思われるやも知れませんが、大分いろいろ変更点があります。
①フォノイコライザーがなくなり、オプションとなる。
オプション基板を挿入するスロットが装備された。
②ACインレットのケーブルを変更できる様になった。
③内部トランスの変更(プリ/パワー共)
④RCA端子のロジウム→金メッキへの変更
⑤外観の変更
⑥リモコンが安っぽくなった。
等々、コストダウンも垣間見えますが、学生の頃に大変憧れたアンプでしたので、仕事中にふらりと立ち寄った新宿のオーディオユニオンで中古品となった本機を見つけた時に、迷わず購入しました(2004年頃)。それまで、あちこちの中古屋を回り、ヤフオクもチェックしていましたが、なかなか出てこない機種で、半ば諦めかけていた時でした。その後もほとんど見掛けません。
新品時は\380,000でしたが、中古価格では\260,000でした。
その後、フォノイコライザーの基板を追加し、ACインレットもケーブルを含め交換しています。
音ですが、実に色づけのない音であり、人によっては「硬い」と思われるかも知れません。
でも、私は大好きです。
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その2…MCカートリッジ
こちらも有名なOrtofonのSPU-GTです。
学生の頃にバイトで貯めたお金で新品を買いました。
15万円程度したような。
このカートリッジはこちらで説明のしようもない程、様々な記事で紹介され尽くしています。
トランス無しのSPU-Gも持っていますが、両方とも太い低音、丸い響き、そして何より見る者を魅了するそのフォルム、ステレオ創世記から今に変わらず連綿と生き続ける伝統の姿がたまりません。
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その3…トーンアーム
今年の6月に、念願のSAEC WE-308SXを導入しました。
当初はWE-407も憧れていたのですが、フォルム的にクラシカルなWE-308の面影もあり、こちらに次第に心惹かれた次第です。
発売当時はWE-407よりも高価だったそうです。
音については、それまで使っていたDENONのDA-309とは比べ物になりません。レコードの音溝に刻まれた情報を余す所なく引き出してくれる感じです。さすがはSAECのダブルナイフエッジの効用といった所です。
持っているレコード全部をもう一度聞き直したいと思わせる音です。
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その4…アナログディスクプレーヤー
今は亡きMICRO精機のBL-101です。
2007年の2月頃に手に入れました。
それまでも、同じマイクロのBL-71を使っていましたが、見た目の重量感に比例して、外部からの振動に強く、SN比に優れていると思います。レコードを掛けながら近くをドスドスと歩いても、音に影響がありません。
とても頼もしいプレーヤーです。
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その5…CD/SACDプレーヤー
これは急に新しく、DENONのDCD-SA11です。
発売されて半年後くらいに所謂「新古品」の様な扱いでお茶の水のオーディオユニオンの店頭に並んでいたのを手に入れました。
この時も仕事中に気晴らしに立ち寄ってうっかり衝動買いでした。
音は、こちらもカラレーションのない正確な音です。
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その6…スピーカー
B&Wの名器、Matrix801の弟分、802です。
'90年代に入ってからの最後期モデルのSr.Ⅲです。
このスピーカーも、仕事中に気分転換に立ち寄った秋葉原のダイナミックオーディオで思わず買ってしまいました。
↑2003年夏頃。オーディオ衝動買いの記念すべき第一号となったものです。
もともと、高校~大学の頃にこのスピーカーに憧れており、途中まで貯金したものの、途中でヨーロッパへ行く資金にしてしまい、購入を断念していた物です。
当時、同じダイナミックオーディオの同じフロアで新品で並んでいた物が、10年後に中古品になって目前にあったのは何かの偶然というか、ご縁というか。お店の方の「ボーナス一括払いという手もありまっせ」の一言でコロッと参ってしまい、そのままサインしてしまいました。
音は、さすがはモニタースピーカーの本流、これもまったく色つけ味付けのない正確な音です。
そのため、システム全体としてはデジタル音源は正確そのもの、アナログレコードに関しては針の味がストレートに出る性格になっています。
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今のところ、このシステムでほぼ満足しており、あと考えているのは、アナログディスク関連で言えばステップアップトランスを自作(トランス買ってきて組み立て)してみるか、フォノイコライザーを考えるか…といった所です。
スピーカーは高域限界が割と低いので、スーパーツイーターを追加してやりたいと思っています。
デジタルは「ながら聴き」がメインなので、しばらくはいじりません。
アンプに関しては、現在のソリッドステートの他に、真空管アンプのキットを作ってみたいと思っています。
今後ブログでオーディオについても書いていきたいと思っています。
おまけでVHSのデッキ。
これは、高校生の時にバイトして買ったSONYのSLV-R5です。
高校生にしてはたいそうな買い物だったと思います。
この間実家から持ってきて再生しようと思ったら故障しており、ソニーにお願いして修理をしてもらいました。
パーツセンターの最後の在庫の部品もいくつかあり、また壊れたら今度はお釈迦かもしれません。
大切に使いたいと思っています。
このデッキで、昔録りだめしたCGTVをデジタルメディアにダビングするために使っています。流石にS-VHS、現代の横長液晶テレビでも、見れないほど画像は悪くありません。
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