BOSCH PLATINUM IR FUSION FGR7DQI  

BOSCHのプラチナイリジウムフュージョン七万キロ使用後のインプレです。

サンバーはプラグ交換は二万キロ毎が指定されています。これはそもそもエンジン常用回転数が高い事に加えて、2コイル同時点火という点火システムにも原因があります。二気筒で一つの点火コイルを共用しているので、本来スパークを飛ばす必要のない気筒もスパークしているのです。同じ距離でダイレクトイグニッションの普通乗用車の四倍位はスパークしてそうです。

そんな条件の悪い中、七万キロまで所定の性能を維持したBOSCHプラチナイリジウムフュージョンは耐久性に優れたプラグと断言出来ます。接地電極が４極でスパークが分散するので磨耗しにくいと言われますが、その通りだと思いました。ちなみに交換直前に受けた車検では、CO0%HC32ppmで燃焼状態に問題ありませんでした。某D社製の耐久性を謳ったイリジウムプラグは二万キロ走行にも満たない時点でHC108ppmでした。その後プラチナイリジウムフュージョンに交換して二回の車検はHC5ppmでしたが、今回32ppmと言う事で若干劣化してきていたのかも知れません。丁度良い交換時期だったかも。

今回は比較の為NGKの４極プラグに交換してしまいましたが、BOSCHの４極も気に入ってます。