「アクセルペダル歪み防止加工」を真似してみた
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
いつものように皆さんの投稿を見ていたら、由埜さんの整備手帳「アクセルペダル歪み防止加工」に目が止まり内容を確認。
どうやら「電子スロットルであるアクセルペダルの取付け強度が不足しており、ペダルを踏んだ際にペダルユニットがその台座ごと歪みます。
それがアクセルペダルを踏み始める際の遊び(不感領域)となり、発進時など微細なコントロールを行いたい時の邪魔になります。」との事。
これはやってみる価値は十分にあると思い、早速真似をしてみるとします。
(◎-◎;)
確かにアクセルペダルを手で押してみても、右下方向に遊びがあり若干歪む感じ。
って事、アクセルペダルのナット(青丸①・②の既存のボルト部分)を外し、ペダルをどかしてみたらこんな感じ。
確かに赤丸③の部分には固定が出来るようにはなっておらず、なおかつ車両側プレートも強度不足な感じがします。
2
アクセルペダル側も赤丸③の部分は、当然固定出来るようにはなっていません。
しかも、青丸①が長穴になっているのでそれも歪みに影響しているかもしれません。
3
おじさんのカサカサな指が写っていますが、そこはスルーをして話を続けます。
さらに、赤丸③のすぐ横にはくぼみがあるので、単純にL字のプレートか何かで補強しても、結局は根本的な強度不足な感じは解決されません。
4
って事で、由埜さんみたいな格好良い補強ステーは作れないにしても、手持ちのステー色々とボルト・ナットで似た感じの物を作成します。
5
あれやこれや思考錯誤した結果、こんな感じの補強ステーを作成しました。
一応材料を記載。
縦方向ステー 補助金具ステイ BS-657(メーカー:和気産業)
横方向ステー:フリープレート×2枚(メーカー:大里)
ボルト・ナット:6×20mm六角穴付ボルト(キャップボルト)と6mmナット×2個と6mm袋ナット。
6
裏側はこんな感じ。
6mmナットが4個に見えますが、ステーに反射して写っているだけなので、前のページ通り2個と袋ナット1個でOKです。
このボルト・ナットで赤丸③の横のくぼみ対策をします。
ちなみに横方向のフリープレートよりも、縦方向の補助金具ステイの方が1枚の厚みもあり強度はありますが、穴位置がうまく合わなかったので、今回は横方向はフリープレートを2枚重ねで使用。
補助金具ステイ1枚とフリープレート2枚重ねだと、さすがに厚みが微妙に違いますが問題はないでしょう。
アクセルペダルを戻した際に、補強ステーの厚み分だけ挟まる様に角度も調整してあります。
ついでに穴もフリープレートの方は、外から2番目の穴を使用。
7
後はこんな感じに取り付け。
単純に自作の補強ステーだけだと、今度は左上に隙間ができてしまうので、ガタつき防止の為に左上部分にも、追加でステーを両面テープで貼り付けて隙間を調整。
追加ステー 補助金具ステイ BS-658(メーカー:和気産業)
縦方向のBS-657の短いサイズの品物です。
8
後はアクセルペダルを戻して、既存のナットで補強ステーを共締めすればおしまい。
(◎-◎;)
補強ステーのキャップボルトも、アクセルペダルのベースには当たらない様にしてあるので問題なし。
肝心の結果ですが・・・。
あくまでも個人的な意見ではありますが、これはやる価値があると思います。
当初の右下方向に歪む感じもほとんどなくなり、アクセルペダルにちょっと足を乗せただけで、アクセルが反応してくれているようで、今までよりも少ない踏み込みで発進出来るようになりました。
皆さんもぜひ真似してみる価値はあると思いますよっ。
( ´∀` )b
材料で使ったステーやボルト・ナットは、だいたいのホームセンターで取り扱いはあると思いますし、そんなに大がかりな作業でもないですから。
ただ、ひとつ問題があるとすれば、青丸①のナットの取り外し・取り付けが超面倒!!
スペースが狭いうえに取り付け位置が結構奥なので、めちゃくちゃ手が届きづらいです。
純正シートならシートを倒すと多少楽かもしれませんが、おいらはフルバケなのでかなりアクロバティックな体勢で、ナットの取り外し・取り付けをしました。
(´Д`|||)
《今回のネタ元の由埜さんにはメッセージをして、お名前や整備手帳を関連情報に載せるのは了解頂いています。
ネタ元の由埜さんの整備手帳の方が、作業の内容は分かりやすいと思いますので、気になる片はぜひご確認願います。》
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