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2019年07月14日

トヨタ カローラアクシオ 1.5G / HYBRID G W×B (CVT・NRE161/NKE165)

トヨタ カローラアクシオ 1.5G / HYBRID G W×B (CVT・NRE161/NKE165) 今秋登場の次期型が先頃発表され、もうオーダーストップがかかって
在庫車も注文できないという現行型カローラに試乗できた。感謝!

「アクシオ」は、先代からセダンについたサブネーム。
ワゴンには 「フィールダー」のサブネームがついている。(先々代から)
(「カローラスポーツ」は、次期型先行販売的位置付けのハッチバック・中身が違う)


現行型は2012年5月に登場。2015年4月にマイナーチェンジを受け、
フロントマスクが 大きく口(ロアグリル)をあけた今ふうのトヨタ顔に変わった。
(2017年10月にもMCがあり、大きな口がフォグランプを食べてるような
顔だったのが 吐き出して両脇に移動した。個人的好みは 吐き出し顔のほう。)
一番の興味は、プラットフォームが変更されたことの質感への影響。
(先々代120系 先代140系は クラスが大きい「プレミオ/アリオン」などと同じMCプラットフォーム・
現行160系は クラスが小さい「ヴィッツ」などと同じBプラットフォーム)
先代カローラ後継でありつつ、ヴィッツのセダン版「ベルタ」の後継とも言えるってこと。

現行型の外観は、水平基調でグラスエリアが大きくとられていて、
何十年も前の形をしたうちのGXS12クラウンと並べても 正統派セダンの雰囲気あり。

ガソリンエンジン仕様
カローラアクシオ 1.5G (1.5L直4 CVT FF)
1,861,920円
全長4400×全幅1695×全高1460mm WB:2600mm 最小回転半径:4.9m 車両重量1090kg
175/65R15タイヤ&15×5.5Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)


手をのばせばそこにある、といえるような操作スイッチ類の配置が好ましい


このメーターの立体的造形+クリスタル感はツボ。
水温計はないのかな?
試乗時燃費:12.6km/l


ハイブリッド仕様 
HYBRID G W×B (1.5L直4+モーター CVT FF)
2,482,920円
全長4400×全幅1695×全高1460mm WB:2600mm 最小回転半径:5.5m 車両重量1140kg
185/55R16タイヤ&16×5.5Jアルミホイール
「W×B」は、スポーティなテイストを加味したトップグレード。
大径ホイール・リアスポイラー・専用デザインロアグリル・専用シートなどが 他との違い。
シックな専用外装色も用意される。
ガソリン仕様・ハイブリッド仕様ともに設定される。


街で見かけた「W×B」
W×B専用外装色センシュアルレッドマイカ


W×Bはピアノブラック加飾
オプションのホワイト色シートを選ぶと ダッシュボード・ドアのパッドも白くなる。


ガソリン車メーターほどはツボらなかったが、
タコメーター付き&大型インフォディスプレイがメーター内におさめられてるのはGOOD
試乗時燃費:10.8km/l

・運転してみて・
<カローラアクシオの印象(2台共通の部分)>
・どことなく ドライブフィールにヴィッツ系を思わせる部分はある。でも、質感はちゃんとカローラを保っていた。
このあたりは、(さすがトヨタの基幹車種だな)と思った。
細かい部分で言えば ヴィッツのセダン版であるベルタを運転した時も
ヴィッツとは(良い意味で)微妙な違いを感じたんだけども、
そのベルタと比べても プラスアルファのものはあるなと思ったよ。
・ロードノイズ(遮音性)がトヨタのコンパクトクラス他車種よりいくらか抑えられていた。
・電動パワステの中立付近の遊びが大きめ。
ステアリングホイールの握りは若干太め。(カローラに限らず、最近は太いのが多い)
・運転席からボンネットがいくらか見渡せるので、見切りはまずまず悪くない。
マイナーチェンジで顔がけっこう変わったけど、この点をセールスに聞くと、
マイナー前と後で ボンネットの見え方にそう違いはないそうだ。

<ガソリンエンジン仕様の印象>
・ハイブリッドとの違いは、燃費については試乗程度では比較できないが、
ドライブフィール・エンジンパワーはあまり差は感じない。
強めにアクセルを踏み込めば、どちらも同じレベルの加速をする。
加速でCVTの回転が上がると、先代140系同様 大きめのエンジンノイズが室内に侵入してくる。
(CVTは、先代140系から トルコンATに代わって採用されている)
160系でも、この点はあまり変わってない。
ここは、クラスが大きいセダン「アリオン/プレミオ」といくらか差を感じる部分。

<ハイブリッド仕様の印象>
・1.8Lのプリウスほどの加速力はないが、1.5Lハイブリッドでも 踏み込めばちゃんと加速してくれて一安心。
加速時にうなり音が大きめなのは、ガソリンエンジン仕様と同様。
・不整路面通過時、脚の動きがしっかりしてたのは意外だった。
W×Bグレードの16インチ偏平タイヤが悪さをしていなくて、むしろ好ましいぐらい。
バネ下の重さが ダンパー微小入力の動きにカツを入れてるのかしら?

・内装・
インパネ・センターパネルをはじめ、質感は悪くない。
エアコンパネルのデザインが好み。
ダイヤル式ノブ部の操作タッチはそれなりだけど、使いやすさが重視されていて好印象。
・ハザードスイッチは大きく押しやすく、位置もOK。
(先代の物は、突起が小さめで エアコン吹出口と面一に近く
風向きを変えようとした時に誤って操作してしまったことがあった)
・内装色は いまは黒色が主流なのかな、フラクセンというベージュ色も用意はされるがメーカーオプションで、
それを選択してもダッシュボードやパネルまわりは黒のまま。室内全体が明るくなるわけではない。
・ボトムグレードのXは、ビジネスグレード的で 装備内容も見た目も一寸さびしい。
・トランクスルー機能と豪華内装をそなえたトップグレード「ラグゼール」の設定が後期型では無くなったのもさびしい。
元々あまり出るグレードではないけれど・・・。

・後席の居住性・
・窮屈ではないものの、快適かどうかで判断するとギリ。
軽を含めたトールワゴンの広大な後席スペースに慣れてくると、欲が出る。
このクラスのセダンとしては標準的。まじめなセダンなので、パッケージングはまとも。
・トランクスルー機能が無いのは、コストか剛性・静粛性確保か知らんが 一寸残念。

・まとめ・
カタログにも目を通したが、ターゲットのシニア層に配慮した箇所が至るところにみられた。
日本で販売される乗用車のトランスミッションはAT率100%に限りなく近くなってるけど、
アクシオ(ガソリン仕様の1.5LのFF)には「G」「X」ともにMTが設定されている。
取り回しが良くて扱いやすそうなボディサイズ・ボディデザインのみならず、
装備でも、シート横に配される昔ながらのサイドブレーキ(パーキングブレーキ)・
リバース連動機能とヒーター付きのドアミラー(Gグレード)
ガソリン仕様全グレードで挿込型キー(Gにスマートエントリーのオプション設定有)・
リヤワイパーを全グレードにオプション設定…といったあたり。
このオプション、最強。↓



免許とった息子さん、「とーちゃん、友達とドライブに行く時に恥ずかしいからやめてくれ!」って はがしちゃダメよ。
昔はダイモやテプラでつくって貼ってたんだから。ユニバーサルデザインは大事。
※追記 調べてみたら、パッソ・タンク/ルーミー・プリウス/PHVにも設定があった。ショボーン。


紙のインデックスシールに手書きもあるでよ~。
(これは別の車種です)

・カローラというクルマについて・
日本の道路事情に合っていて運転がしやすい点は好きなんだ。
感触を憶えている90・100・110・120・140… そして現行160。歴代どれもいいよ。
ケチつけるとしたら、100系カローラバンの深く深く沈み込む腰痛養成シートぐらいかな。
(バンはその100系で消滅し、プロボックス/サクシードが後継)

今秋登場の次期型は、歴代カローラとして初めて 車幅において5ナンバー枠を超え、3ナンバーのボディになる。
先行して発売されたハッチバック(カローラスポーツ)の全幅1790mmだと大きすぎる。
セダン・ワゴンは 1750mm以下に抑えてもらいたいところ。
一般的な話題は 3ナンバー化に集中するかもしれないが、自分の興味は そこよりも、
プリウス同様 新世代TNGAプラットフォームが採用された中身。
先日試乗した現行50系プリウスの走りの質感が思いのほか高かったので、
そのプリウスの中身に居住性重視のパッケージをプラスした形で登場する次期型には
正統派セダンとしての期待が大きい。


街で見かけた160系アクシオ
これはXグレードかな?
30系プリウス発売後に 20系プリウスの廉価仕様がプリウスEXとして併売されたように、
次期型カローラ発売後も ビジネスグレードのみ残されて併売されるとも聞いている。


オーソドックスなスタイルの110系
(2010.10撮影)


形も中身も大きく変わった120系(右)
2000年代前半あたりから、このカローラのみならず
ボンネットが運転席から見えない車種が多くなった。(クラウンとか)
(うちのプログレと並べて撮った写真・2009.12撮影)


この写真の時は、自分がカローラ 父がプログレを運転していた。
プログレは当時 “カローラみたい”なんていう声もあったが、並べると全然違って見える。
ドライブフィールももちろん違う。120系カローラは、軽快感あふれる走り。
電動パワステが初採用されたハンドルの軽さは特に印象的だった。
(2009.12撮影)


スタイリッシュな先代140系
(2008.9撮影)


もうひとつの先代?
ベルタ
(2008.10撮影)
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Posted at 2019/07/23 15:48:53

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