異音の原因究明　その3

去年の夏に発症した走行中のキーンという甲高い異音

ダウンギヤ組んでるんで、多少の唸り音は仕方ないとしても、そんなもんじゃない甲高い高周波


映画「マッドマックス」のインターセプターのスーパーチャージャーかと思うほどうるさい(笑)


原因究明のためにいろいろやりました


まずはフライホイールのパイロットベアリングと、クラッチ板、カバー、レリーズベアリングの交換と、トランスファーをオーバーホールしてベアリング交換。






これで直っただろうと思ったら症状変わらずで、次に疑ったのはミッション




オーバーホールは面倒なんで、借り物のミッションに乗せ換えたけど症状変わらず・・・


次の容疑者はプロペラシャフト



これは中古をもらって交換、、、症状変わらず(-_-;)

やっぱ、トランスファーなのか！？

とりあえず、ノーマルトランスファーと乗せ換え、、、音が止まった＼(^o^)／



ってことで、犯人はトランスファーに決定

しかし、このトランスファーには4.16のダウンギヤが組んでるし、２本レバーに加工してあるんで、コイツを使わないといけない


オーバーホールの時に組み方が悪かった？

いや、そもそも、音が鳴りだしたからバラした訳だし・・・

ギヤ？新品のベアリング？

また、トランスファー全バラ～の徹底検証



測定機器があるわけじゃないんで、各ギヤに見た目の異常はナシ

カウンターのシャフトに指先で感じる程度の僅かな段付き発見



こいつが犯人か！？カウンターシャフトだけ、別のトランスファーから入れ替えて組んでみた、、、が、症状変わらず・・・

もう疲れた・・・(-_-;)

ここまできたら、最後はギヤかベアリング

ただ、ベアリングは新品なんで、可能性は低い。。。けど、ギヤは金かかってるんで疑いたくないんよなぁ・・・(^^ゞ

で、、、また全バラ

こんどは正常なノーマルファーに、ギヤだけ組み換えて組んでみました



症状変わらず・・・・

はい、、、ギヤ決定！！

ちょっと悩んだけど、このままじゃ遠出がツライんで、ボーナスで、モーターファームのダウンギヤ購入



年が明けて、先日、再びトランスファーを降ろして、ダウンギヤ組み換え

まぁ、金と手間はかかったけどこれで直ったと思ったのに、組んでみて試走したら、なんと、まだ症状変わらず・・・

まさかと思って、そのまま、外した旧ダウンギヤを別のトランスファーに組んで載せると、見事に異音は消えてしまいました。。。

えっ？？

ってことは、、、ダウンギヤも、ベアリングも、カウンターシャフトも関係なかった！？

もちろん、ミッションやクラッチ、ペラシャも無実・・・

まさか、純正品のインプットギヤが原因だったとは思わんやったね～

ネットでも散々調べてみたんやけど、同じ症例は見つからんかったしなぁ・・・

まぁ、何はともあれ、約半年間、あーでもないこーでもないとやってきた異音の究明がやっと終わりました。

とりあえず、いま付けてるのは結局、旧ダウンギヤを中古のベアリングで組んだほうのトランスファーやけど、疲れたんで、しばらくはこれでいきます(;^_^A

で、暇をみて、新しいほうに、新品のインプットギヤを組んでやるかな～

それにしてもこの半年の間、この異音究明のためにミッションの積み降しを３回、トランスファーの全バラを計５回、トランスファーの積み降ろしに至っては、計８回

かかった費用は、ベアリング、ガスケット、オイル、ダウンギヤの新品等で、約６万円ぐらい

でも、いちばん無駄だったのは、かかった労力＝キャッシュレスでした(^^ゞ