ワイヤレスドアロック　（前編）

セリカＸＸには、PS,PW,ACと最小限の快適装備は付いていますが、あと、ﾜｲﾔﾚｽﾄﾞｱﾛｯｸ位は欲しいので、これを取り付けます。
中国製で4000円位だったと思います。
説明書は中国語で全く読めませんが、日本語の配線図が1枚付いているので、これで充分です。
アクチュエータは4つ付いていますが、使うのは運転席の1つだけ。この１つには、開度センサが付いており、ロック中に手動で開かれると、警報が鳴るようになっています。

セリカXXには、パワードアロックは付いていますが、アクチュエータはソレノイド式で、この図の様になっています。
センターコンソールのスイッチで、リレーを介してソレノイドに通電、助手席側はロック/アンロック両方向に動きますが、運転席側は、ロック側にしか動かないアクチュエータになっています。（配線も1本少ない）

購入したものは、アクチュエータはDCモーター式で、通電する方向を変えてロック/アンロックを行います。
なので、配線に悩みましたが、・・・

結局、このように配線しました。
センターコンソールのスイッチでも、リモコンでもきちんと作動する様にしたいので、ドアロックリレーはそのままにして、
①コントローラからリレーを動かす。
②運転席側のDCモータアクチュエータを助手席側のソレノイドと同様にリレーで動かす
様にしています。
①は、コントローラが、ロック/アンロック時に、M＋、M-端子のいずれかを１２Vに上げるタイプだったので、トランジスタを間に入れて、リレーをGNDに落とすようにしています。
また、ドアかIG（またはACC）の信号を入れてないと、ロック解除しても３０秒で自動的にロックしてしまうので、ドアスイッチの信号入れます。
ドア信号が０V、またはIGが１２Vに一度なれば、自動的にロックされることはなくなります。しかし、この製品は、ドアが開いている間中、ウィンカーが点滅する様になっているので、ちょっとうっとおしい。IGだけだと、開錠して30秒以内にキー挿さない場合も有るので、イマイチ。結局、ドアが開いた時の０Vを１２Vに反転してIG部分に繋いでいます。

これらを含めて、配線図のAの部分は小さめのケースに入れておきます。

中身はこんな感じ。1.5×2cm程度にカットした基板です。

②は、ロック（１２V)、アンロック（１２V)、GNDの3本でDCモータを正転/逆転させたいので、このようにしました。
トランジスタを使った方が良いかもしれませんが、たまたま手元にリレーが有ったので、こうしました。
茶色いのがリレー。青と緑がモータの＋－。アクチュエータの残り3本は開度センサです。

配線の準備が出来たので、運転席側のソレノイドアクチュエータを外します。＋ネジがドアの奥側を向いているので、小さいラチェットドライバーを使います。

外したアクチュエータと、これから取り付けるアクチュエータ。

後編へ続く）