ＳＰＡＬ ＥＸ小型電動ファン  

渋滞時にＡＴＦの温度がどんどん上昇してしまう対策として導入した小型電動ファン。
増設した２基目のＳｅｔｒａｂ製ＡＴＦクーラーコアの前に２基装着しております。
大きさは外径１０８㎜。ファンのサイズ９５㎜。厚さ５９㎜の超小型ファンで、
しかも薄い為、空間的余裕に乏しい箇所にも装着可能な優れものの電動ファン。

ＡＴＦはＬＬＣや半分連動しているエンジンオイルと比べ、サーモがありませんので、
冷却はいわゆる風任せ。純正はプレサージュの場合、ＬＬＣでＡＴＦを冷やす"水冷式"に
一応なっている為、多少は調整ができるものの、物理的余裕から純正のＡＴＦクーラーを
撤去した為、走っている時は問題ないながら、長時間の渋滞に巻き込まれると徐々に
排熱効率と温度上昇の比率が逆転してしまう現象が発生。しかしこれ以上ＡＴＦクーラーを
大きくしてしまうと、今度はＡＴＦの温度が６０度を切るオーバークールが頻発して
オーバードライブに入らなくなってしまう為、ラジエータの冷却ファン同様、
一定温度以上になった際、自動的に冷却ファンが作動して設定した温度以下になるまで
強制冷却を行うシステムが必須になっておりました。

ファンコントローラによりＡＴＦが９０℃以上になるとファンが起動を開始。８０℃以下になるまで強制冷却を行う設定。渋滞でも熱ダレ知らずとなりました。オイルクーラーにも取り付け可能ですので、温度管理にお悩みの方は一考の価値ありだと思います。

関連情報URL：nkondo-web.hp.infoseek.co.jp/Import_Parts_Cooling_Parts2.htm