J160(アルテッツァ6MT)の可能性を探る 延長戦
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前編→中編→後編→延長戦
前“半”にしとけばよかった・・・
今回こそ、白黒つけてやろうぜ!
続、シフトレバー周り製作です。
シフトレバー→シフトレバー側スペーサー→シフトレバー土台の3点を1つとして、ミッション側スペーサーを挟み、ミッション土台への固定となります。
そのミッション側スペーサーを挟んで、いざミッション側土台へ・・・
あれ?ボルトが回りにくい・・・?
2
精度低し、ボルト穴を拡大しました・・・
改めて、ミッション側土台へ装着すると・・・
やはり、少し浮きます。
もっとも、これは想定内です。
ミッション側とシフトレバーのあ
いや、想定内ですよ、間のクリアラ
だから想定内ですって!少なく見積もっても2
はいはいそうですねどんぶり勘定ですね隙間小さいですね小さい小さい
紙ガスケットで埋めるもん!
3
・・・いや、確かに埋まらない、浮いた隙間は2ミリくらい、マージンでもう1ミリ取るとして・・・
3ミリ厚アルミ板、ありました。ナイス廃材!
4
サイズを整えたら、穴を開けます。
シフトレバー土台と、ミッション側スペーサーの間に入れます。
シンプルに丸穴で、ミッション側土台の穴より少し大径に彫りました。
5
ただのスペーサーなので、多少の径の違いは問題ありませ
いや、問題ないですよ?
周囲への漏れが無けれ
いや、見ての通りです、問題ありません。
後ほど液体ガスケットで接着するようなイメ
だから問題無えっての!
え、芯がズレてる?
も問題無いですよ。
6
さて、スペーサーを嵌め・・・分かりにくいな・・・
【命名】ゲタ
スペーサーにゲタ履かせて、ミッション土台へ。
うん!(画像では、まだ完全にはボルトを締め込んでいないので、そうは見えないけど)隙間、埋まりました!
シフトレバーも動きま
え?(何でボルト締め込んでから撮影しないの?)
前後左右、シフトできま
え?(ボルトの長さ、足りなくない?)
今回装着するシフトレバーのクイックぶりが激しすぎて、リバースが入り難
え?(3ミリゲタ履かせて、ボルト長は同じ?)
“人”ゴックン
“人”ゴックン
“人”ゴックン
7
ここで、背水の大改造!
このミッション側土台のサイズ、ダルマセリカのシフトレバーホールには、正直大きすぎるのですが・・・
ふと、考えたのです。
四隅にあるボルト穴が、ミッションに元々あった純正ボルト穴を活用するものだったのですが・・・
それより内側にボルト穴を新設した今、もう切除しちゃっても良いんじゃないの!?
これ、アル6でも、“前期”ミッションではできないのです。
なぜなら、前期ミッションには、ここの側面にテンショナーが付いているからです。
ここより前方にテンショナーが付いている後期ミッションならば!
土台をコンパクトにできます。
落としてしまえ!
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さてさて、ガスケットも製作します。
前述の通り、真ん中辺りは液体ガスケットで接着するので、紙ガスケットを挿入するのは、ミッション土台とミッション側スペーサーの間と、シフトレバーとシフトレバー側スペーサーの間の、2
ザワザワ「「「マージン入れて3ミリ厚ゲタ履かせたんじゃなかったの・・・?」」」
「「「紙ガスケットまで入れたら、離れちゃうよね・・・?」」」
「「「3ミリ厚板がゲタなら、紙ガスケットは、何だろね?靴下?インソール?hahaha」」」ザワザワ
しくしくしく・・・
9
スペーサーのボルト穴をスリーブ代わりに、紙ガスケットのボルト穴を開けます。
ややっ!?
はい、製作失敗メーターパネルも、ドリルの土台にしてしまいます。
貴重なマホガニー材なのに・・・
10
シフトレバー側のガスケットは、円形なので、苦手です・・・
11
外径は、漏れなきゃ良いのでテキトーです。
ただ内径は、ボルト穴も開けなければならない(しかも、かなり内穴と接近している)ので、慎重に拡大します。
「計測もしたのに、穴径合わなかったの?」
もう、あんたは帰ってくれ!!
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変な穴開けを繰り返した、シフトレバー側スペーサー、液体ガスケットをタップリ塗って、ゴマカシ接着で臭いものに蓋をします。
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さて、いよいよ本体を仕上げていきます!
まずはミッション本体へ装着しましょう。
の前に・・・
液体ガスケット塗布のために、確実に脱脂します。
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装着は、シフトレバーハウジング(シフトレバー先端が収まる部品)を、シフトセレクターシャフトに嵌めながら押し込んでいきます。
液体ガスケットがはみ出ますが、まあ、これくらいなら、適量でしょう。
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シフトレバーハウジングの固定も、おさらいです。
①シフトレバーハウジングの固定ボルト穴を、シフトセレクターシャフトに開けたボルト穴と合わせ、ドライバーを突っ込んで、“仮一体化”させます。
②ドライバーを動かして、(画像で見ると)ニュートラルから左上にシフトします。
③ボルト穴が、ボルト通し溝に重なる位置になったら成功です。
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ボルトはM8で20ミリ長にしました。
高強度の低頭ボルトが良いかと思います(今回のは、その前提で作りました)。
もう一度、試しに装着確認をして・・・イケる!
ならば、ネジ留め剤を塗布して、締め付けます。
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よーし、もう一息!
シフトレバーを装着していきます。
ボルト、一気に10ミリロングを用意しました。
3ミリ厚のゲタ履かせただけなのに!?
じつは、ミッション土台の新設ボルト穴は、かなり深く彫っておいたのです。
土台を越えて、ミッション本体側までしっかりボルトが届きます。
そして、ゲタの両面に液体ガスケットを塗布します。
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これにより、
シフトレバー
↓
紙ガスケット
↓
シフトレバー側スペーサー
↓
液体ガスケット
↓
シフトレバー側土台
↓
液体ガスケット
↓
3ミリ厚ゲタ
↓
液体ガスケット
↓
ミッション側スペーサー
↓
紙ガスケット
↓
ミッション側土台
となります。
[シフトレバー側スペーサー〜ミッション側スペーサー]
までが、一体化するイメージです。
え、何で始めから一体化で作らなかった?
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残りは・・・
テンショナーを締め付けて、完成・・・
あと一歩!
スピードセンサーはどうするか。
アルテッツァ6速は、純正だと3ピンのデジタルセンサーなのですが、ダルマセリカ等の旧車は、当然ながらデジタル式ではなくワイヤーケーブルです。
それを付けるには・・・
コレはもう有名でしょう、トヨタのW式ミッションの、比較的古いモデル(セリカXXや71マーク2辺り)のスピードドリブンスリーブが、ボルトオンです。
問題は、まだ部品が出るかどうか・・・
カローラに6速載せた時に、予備を持っていて良かった、今こそ活用させます!
20
画像撮り忘れた・・・次のネタで使う画像の流用ですが・・・
ひとまず、完成とします。
強度やギヤ比など、いろいろ言われるアル6ですが、以前カローラに搭載した(4AG、後に7AG)のは、非常に痛快でした。
その当時、個人的にはブレーキとミッションは、もうコンプリートだなと思いました。
そして現在・・・
車に必要な物は、高燃費とバランスだと学習しました。
はてさて、このセリカちゃんは、どのようなパフォーマンスに仕上がるのでしょうか・・・?
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