ULTRA(永井電子) MDI9500を取り付けてみました!?
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今回は点火系強化の定番カスタムである、永井電子製MDI(マルチプル・ディスチャージド・イグニッション・システム)No.9500を装着しましたので、その模様をレポートします!!
それでは早速、中身を開封してみましょう!?
画像右上にあるシルバーボディの本体は何気にデカクて重たいので、取り付け場所が懸念されます!?
画像左上の各種ハーネスはカプラーとバッテリー端子に繋ぐだけなので問題は無いのですが、取り回しが大変そうです!?
画像左下には取扱説明書が見えますが、取り付け作業前に熟読必須です!?
画像右下の丸められたハーネスはMDI9500の専用ハーネス(トヨタ車用ハーネスA No.9521ー10)をTCRエスティマに対応させる為に延長&加工したものです!!
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まずはMDI9500の本体を取り付ける場所を探しましょう!?
取扱説明書にも記載されておりますが、MDI9500本体は高温になる場所・水が掛かる場所・車内などには取り付けできませんし、かなり嵩張りますのでとても悩みます!?
そして試行錯誤の末、画像にあるラジエタータンク裏側にスペースがありましたので、ここに取り付けを決めました!?
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しかし、このラジエタータンク裏側にはエアコン配管とエアコンガス注入口がありますし、付属の取り付けステーを使用して取り付けるネジ穴もありません!?
その為、取り付け位置をある程度決めて採寸し、画像の様に取り付けステーを自作して取り付けてみました!?
※画像では上側だけしか固定されていない様に見えますが、MDI9500本体はそれなりに重量がありますし、振動で内部破損の可能性がありますので、下側もしっかり固定してあります!!
また、エアコン配管とガス注入口も干渉しない様に取り付けてありますので、エアコンガス充填も問題無く可能です!!
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MDI9500本体を固定したら、車体をリフトアップして画像中央にある遮熱板を取り外します。
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遮熱板を取り外すと上部にプラグコードが5本差し込まれているディストリビューターと遮熱板に覆われたイグニッションコイルが現れます。
このイグニッションコイルにMDI9500専用トヨタ車用ハーネスA No.9521ー10を接続し、各コネクターを繋ぎ、ハーネスをバッテリーに接続して作業は終了です…。
通常はこれでエンジンが始動するはずなのですが、セルを回しても一瞬『ボボボッ!?』と始動しかけるだけで、アイドリングしません!?
『やっぱし、ダメかぁ!?』『失敗したぁ!?』と意気消沈し、暫く思い悩んでおりましたが、気を取り直して各部をチェックしてみました…。
しかし、問題は特にありません…。
更に暫く思案し、MDI9500専用トヨタ車用ハーネスA No.9521ー10に付属している取扱説明書を読んでみると『特殊指定車輌への接続』についての説明がありました!?
それによるとイグナイターASSYに配線を接続することでエンジンが始動するそうです。
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通常、イグナイターASSYはエンジンルーム内に設置されており、簡単に発見できるのですがTCRエスティマの場合、エンジン搭載場所近辺には見当たりません…!?
同じTCRエスティマを所有している知人に電話で聞いてみても『分からないなぁ!?』との答え。
このままでは埒が明かないので、ガレージから自宅に戻り修理書を読み漁ってみると超・意外な場所に『発見、ありました!!』
まずは画像の様に助手席をポップアップしましょう!!
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車載工具を取り出し、車載トレーを取り外すと画像の様に隠れているイグナイターASSYが覗いて見えます!!
このイグナイターASSYのコネクター裏側部分に『C・EXT・B・T・F』と刻印されておりますので、『F』位置の配線にハーネス加工を施し、配線を割り込ませます。
そして、エンジンを始動してみると『ボボボォ~ン!!』と元気良くエンジンが掛かり、力強くアイドリングを始めました!!
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あとはハーネスをタイラップなどで、綺麗に束ねて作業は終了です!!
こんな感じで、装着してしまうと殆ど見えなくなってしまいますが、効果はバツグンです!!
取り付けるのはステー加工や配線加工もあるので少々大変ですが、苦労して装着した甲斐のある、素晴しいカスタムパーツです!!
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