VOL.3 キーシリンダーの修理(ドア)の修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
GM8300を火であぶって硬化度をましたあと、研磨加工しながら、エッジが内カムとしてきっちりかんで作動するよう、チェックします。
2
これがGM8300です。どんなマフラーパテも役立たずですが、マフラーのクラックもこれで直しました。ウォーターポンプケーシングの修理もこれでした。温度変化に順応し、膨張、収縮するのでクラックが入りません。しかも金属によく付きます。GM8300で検索できます。
私のご用達品の一つです。
3
以前の修理の際、とっておいたコスモスポーツ用キーシリンダのディスク・タンブラーです。数が少なくて心配ですが、これと今回外したディスク・タンブラー6本の中から使える(マッチする)ディスク・タンブラーを見つけて直さなければいけません。
4
ディスク・タンブラーは平滑にするため、汚れとりも含め、私は砥石(仕上げ用)を使います。全部地金属面になるまで研ぎたくなりますが、クリアランスもあるので、あくまでスムーズな平滑を出すことにとどめます。ディスクの曲がり、ひずみも点検できます。
5
ここまでのディスク・タンブラー周辺構造の構成パーツです。これらを組んで、内筒と外筒を完成させます。(注:画像のディスク・タンブラー配列はセキュリティ上、実際の配列と組み合わせ、順序を変えて撮影しています)
6
ディスク・タンブラーのセレクト作業を始める前にシャッター、シャッタースプリング、王冠をつけます。シャッタースプリングをアクティブ状態にしつつ、王冠を装着するには次のやり方のみです。
7
王冠は12時と6時位置を内筒の裏側で曲げて留める構造です。この作業のポイントは10時の位置にある王冠裏の突起。これでシャッタースプリングの耳線(短い方)に当てながらふたをします。ただしそれだけではシャッターがずれてしまいます。そこでもう一つの動作を連動させます。
8
鍵を1/3程差し込んでシャッターを鍵で押さえつけながら、同時に先ほどの10時の位置の突起でシャッタースプリングの耳線を外側に抑えつつ、王冠を押し込みます。これをほぼ同時にやります。
→キーシリンダー(ドア)の修理VOL.4に続く
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