• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ROTARY OF FAMEの愛車 [マツダ コスモ]

整備手帳

作業日:2023年6月16日

オルタネーター換装(2019頓挫案件 前進)

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
なんでファン外付仕様のオルタに拘るの?
今なら小型で出力高いICオルタがあるのに
周囲の方々にそう言われました。
でもやっぱりファン外付仕様にしました。
REはエンジン上部についてて目立つし
ボディにスリットが一杯開いた今時の
タイプはコスモスポーツには似合わない
気がして・・・

結果を先に申し上げるとコレ(右)に
換装しました。
ノーマル33A(少なッ!)→50Aにしました。
世間では「何それ」数値ですが
コスモにとっては150%の向上
欲しいのは最大出力ではなく、アイドル時の負荷対応力を強化したいのです。
2
 似たり寄ったりに見えるのは
ステーターコイル外側を金色に塗っているから
金色ペイントした後POR-15クリアを重ねています
この個体もペパーミントグリーンから金色に替えました。ボディ表面のザラ目をとり、磨いてしまうのもコスモ用ならではの習わし(笑)。




これまで選定/検討に使ったオルタ群
外観外付けファン付仕様のマツダRE用では
63A仕様が出力最大モデルであった。その系統モデルを各図番毎に集め検討しましたが、
63Aに派生以降する直前の50Aモデル(B)に小径プーリーをスワップした物に決定しました。
(Aは比較対比用のコスモスポーツ純正品)



40年以上前のオルタですが
外観だけでなく中身もしっかりさせました
一部部品を他社物にスワップして出力を上げる事が巷では盛んの様ですが、私はしません。
3
さて私の車両(L10B 後期型1968)のオルタ
ブラケット間は80mm、後部ブラケット前縁からプーリー中間まで122mm(Vベルト幅10mm)

このデーターは意識しました。
特に122mm部分は特に重要




上記セッテイングデータや
今つけてる外付けICレギュレーターとの相性を
調べるのに膨大な時間を費やしていました
一方オルタのサイズなど大体似た物サイズと
思っていたのが甘かったです。

こんなに直径大きいのですね



さらに足も長い
コスモのエンジン上部空間に納まるか・・・
4
 2019年時の装着検証(撮影の為再現)
プーリーが大きく コスモ純正のベルトをプーリー
にかけることが出来ない。苦し紛れにガラクタ箱から13Bダブルプーリーを装着
みっともいい 悲壮感ただよう・・・





なんとかベルトをかけ、(プーリー分離後合体)
ベルトを規定値に張ると・・・
エアクリ本体とオルタの隙間7mm
ギリギリ クリアですが・・・
ベルト交換する毎に
いちいちプーリー外して再締め付けは運用上イヤ
第一アルミプーリーは過去の経験から使用はNG

もっと小さいプーリーにすれば
純正ベルトはかけられる
しかしベルト張るとさらにオルタは上昇
→エアクリに当たる
では外周長が僅かに長いベルトに換装すると
プーリーにはかけられる 少し大きなプーリに
替えればピンと張った時オルタの上昇は押えられそうです。ただしノーマルよりプーリーを大きくする
とプーリー比を退行デチューンさせることとなり、せっかくのアイドル時の発電量アップといった意味を相殺の方向になる。
「だめだ こりゃ」 故 いかりや長介さんセリフ
でぼやいた後、ノーマルオルタに戻しました。
2019年の事です。同時作業予定のICレギュレーターに換装はこの時行いました
5
ノーマル33A+外部IC レギュレーター制御でそれなりに威力を発揮し乗っておりましたが、
如何せんエンジンアイドル回転時の発電量が自体がオルタの整流ダイオードの経年劣化の影響か低い。
55Wのハロゲン止めて23WのLEDヘッドライトにしたり全灯火をLEDにしたりしたのも省電力対策。
今時の車みたいにヘッドライト消さなくてもびくともしない車にしたくなったのが本音です。
再度プーリーを吟味し直すことにしました。
ベルトはやはり純正のベルトでもう1度検証したい
今度は62mm外径のプーリーを見つけました。
(コスモオリジナルより3mm小さい)
右の68.5mmは50Aドナーオルタ標準
ベルトはかけられました(何とかベルト傷めずに)
張り調整後 エアクリーナーケースに当たって
いない瞬間嬉しかったですね。
(ブレーキキャリパーをスワップしてホイールに
当たらなかったときの歓びに似てますね)
ただし5mm程のクリアランスですけど
私はエアクリケースは以前破断修理した際に
全高が少し(2~3mm)高くなってるので
それが幸いしてクリアしたのかも知れません。エアクリとキャブの接合部に輪切りパッキン挿入してエアクリ全高上げる手法はすでに対策済み。だけどエンジンマウント新品に交換したら、エアクリ先端部がボンネット裏側に当たるようようになったのでむやみにかさ上げはできないのです。
6
気持ちを切り替えて(^^♪
徹底的に変態的にバフ掛け
放熱穴ごしに見える新品レクチファイアの
裏面の輝きも綺麗。








基本配線は2019年ICレギュレーター装着時に
ICレギュレーターに順応させた
改修工事していたのでオルタ端子接続部分のみ改造します。
これは今までのコスモのオルタ側端子




今度のオルタはB端子+4極ソケットです
(4極はF、N、E、A)。 
ソケット部分 白く見えるゴム状の物は
おきまりの防塵用としてバスコークを充填
7
いかにも改造しました
という配線モーフィングではなく
最初からこうでしたというように
ケーブルはわすのが私(わたくし)流。






以前にも増して、張り調整の時オルタ傷つけない
ようにクッションウェス介して工具でテコ上げするようになりました。








オリジナル33Aオルタ
退役記念の記念撮影 55年間お疲れ様でした
これまで私のとこ来て2回のオーバーホール
(直近のOHから1.5万キロ使用)
まだ使えるけれどお休みさせます
8







外観の同じ仕様(外付けファン)
同じステーターコイルの金色塗装
ビフォーとアフターです。
ぱっと見 違いはわかりづらいと思います。(色調がちょっと違うように見えるのはビフォーは夜間
撮影露出の為。換装する直前に撮るの忘れたから昔の画像の流用)
ラジエターホースの根元の隠れ具合を比較するとオルタの直径が大きくなった事がわかります。




低回転時(アイドル)負荷テストのため
あえて55Wハロゲンに戻して夜間テストを実施
以前はアイドル停止時点灯しっぱなしなどはもってのほかでしたが13.5Vより降下はしなくなりました。
それより55Wハロゲンて暗いですね(笑)
でた当時は明るくてスゴイと思いましたけど
今度は34~5Wの明るいLEDつけてもいけそうですね。コスモに取付可能の物あるかな・・・

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

追補 純正マフラーのお色直し

難易度:

ワンオフマフラー交換.VOL2(センターパイプ、サブサイレンサー製作)

難易度: ★★★

アイボルト カタカタ音止め(暫定施工)

難易度:

ワンオフマフラー交換.VOL3(メインサイレンサー製作、懸架、完成)

難易度: ★★★

エアクリーナー内ビビリ音の沈黙化とエアエレメント交換

難易度:

ちょっとした作業…

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「今年の燕カップルは昨年より残存の巣をリフォームして使用開始した模様 ここを巣立った燕かどうかはわからない。人間社会の頭上をかすめ飛びながら「営み」と「育み」をまた見せてくれる。無事にミッションを完了してほしいものです。」
何シテル?   06/12 09:45
ROTARY OF FAMEです。よろしくお願いします。1968モデル(後期型 初期生産モデル)を愛用しています。ロータリーエンジンのフィールを満喫、感謝してい...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

マツダ コスモ マツダ コスモ
コスモスポーツ(L10B) 後期型 初期生産モデル 1968年11月製造
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation