パリサロン2018　ルノー Vol.1

今夜もパリサロン2018レポート続行中です。
主催国フランスのメーカーも佳境に入り、今夜からはルノーブースに行きます。
ルノーはＰＳＡグループのように、ワールドプレミアムの量産車の出展はなく、完全自動運転化に向けたコンセプトカーＥＺシリーズを３台出展してきました。



ＥＺ－ＧＯ







３月のジュネーブショウに出展されたレベル４の完全自動運転のコンセプトカー。半公共交通としての利用を想定したクルマで、低床で広大なガラスエリアを持ち、スロープ付きのバリアフリー対応になっている。ここまで来ると、クルマというより欧州の路面を走っているトラムに近いですね。

ＥＺ－ＵＬＴＩＭＯ











ここパリサロンがワールドプレミアムとなったコンセプトカーＥＺ－ＵＬＴＩＭＯ。
こちらもレベル４の完全自動運転になり、昨年のフランクフルトショウで出品したＳＹＭＢＩＯＺから、Ｅｚ－ＧＯを経て、このＵＬＴＩＯＭＯで完全自動運転のロボットカー３部作の完結版になるようです。
このＵＬＴＩＯＭＯは、観光客向けのコンセプトカーになるようですが、外観、インテリアのデザインセンスは、観光向けというより、富裕層の向けのゴージャスなサロンですね。

ＥＺ－ＰＲＯ





この秋、ドイツハノーバーで開催されていたＩＡＡ商用車ショウで出展されていた自動運転の商用車ＥＺ－ＰＲＯ。これで配送や、移動販売を行うようにパッケージされています。


出展された３台のコンセプトカーに共通するタイヤをカバーしたデザインですが、いずれタイヤを通じて路面を駆動するようなシステムじゃなくなるかも知れませんね。

今夜はここまで。市販車はＶｏｌ．２で・・・