マフラー穴直し

オイル交換後に走ってると急にエンジン音がバリバリとうるさくなって、なんだろうと思いながら家に帰宅。
明らかに吹かすとうるさい。
エンジンのうるさい出どころを調べていると、マフラーが何故かうるさい。
純正なのにうるさい。
てっきりエンジン側からかと思ったが、しかし排気口から聞くとうるさくない。
どこだと覗き込むとふと風が。
え？
と手をかざすと臭い風が。
除くとご覧の通り穴がぽかんと。
なんでや。

おそらくだが前のオーナーがレストアしてたかなんか言ってたが…
ゴミレストアしとるやんけ。
最近発進時爆発の調子が良くないと思ったらこれか。おそらく負圧不足で発進時パワーが無かったんだ。
しかも穴きたねぇ。
M10ぐらいのネジが何もなしにも入ったのでおそらくそれぐらいのネジが雑にハマってて走行中に落ちたかと。

てことでクソカスタムをまともに直していく。
タッタタタッタッターターター
エビナットぉぉぉ←ドラえもん風で脳内補完してください。

穴も真円じゃなかったのでこいつでなんとか削る。

スポッ。とりあえず差し込めるだけの穴サイズにはなった。

ここで簡易ナッターで固定していきます。
エビナットが何なのか分かってない画面越しのあなたにご説明しよう。

こういう筒状のものを穴にはめて専用工具を使うとヘッドとネジの間の中空が押しつぶされ板にネジ穴を固定できるというすぐれものです。
が、高い。

はい。付きました。取り外しは不可能に近いので材質選び間違えたりしないようにしましょう。
外すときはグラインダーとかで外せますが、マフラーでヘッドを削って落としても残りがマフラーに入るのでどうやって出すねん問題になります。頑張ればエキゾーストマニホールド側から出せそうだが…
エビナットつける勇気がない人や穴どう考えてもいらんやろって人は普通に他の方法できれいに埋めたほうが精神衛生上良いでしょう。

で、塞ぐものがないのでホダカ（最強ホームセンター）にダッシュしステンレスのM5×8のネジを購入し装着。
ホダカに行くときにネジはめてない状態で走ったが、調子はマシになってた。
ネジはめたら発進時にパワー不足になることも無かった。おしまい。

※追記
ステンレスとアルミは銅より線膨張係数が大きく、特にアルミは係数が大きいです。固着の原因になるため、スチール、鉄等の材料にすることをおすすめします。また焼付き防止剤の塗布をおすすめします。
後日ステンネジを鉄の三価クロムメッキボルトに換装しています。

また、今回の穴を塞ぐデメリットとしては最高出力を絞る事になるのでスピードを出す人、高回転まで回す人には注意です。

穴を開けるより軽量で専用チューンされたマフラーを購入する方が低回転と高回転のバランスが取れていいのではないでしょうか？
シャリーで試したことないから知らんが。

ここからは雑談です。

なーんか走ってるときに振動でガタガタいうなーとは思ってて、作業終了後にふとこんなのが目に入った。
あ。
フェンダァァァ！
お亡くなりです。
ナームー。

こういう感じになってました。
どうせ下の部分作ってくっつけてもまた壊れるだろうからこのままでいいや。
うん。黒いフェンダーなんか見なかった。
いいな。
金が無いから新しくはとりあえずは買わない。
いや、買えない…

てかついてる部品見たけどこれ前からぶっ壊れてた説があるな。
なんで留め具右と左でちゃうねん。
レストアのレベルが低すぎる。
購入時にお爺さんが納屋で保管しててレストアしてたって言ってたが、ようこれで満足できたな。
ちなみにタイヤ交換時ホイールの内側塗装されてたよとか言われてて、アホかと思ったわ。
なんとなくホイール荒めのシルバーで塗装されてるなとは思ったが…
バカっ。
これは道のり流そうよ。