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E36後期型エアコンパネルは内部基盤の接触不良が原因で、スイッチが全く反応しない、表示パネルが暗くなる、突然空調が入ったり切れたり、といった症状が出現するようです。
私の車も例に漏れず、同じような症状が発症してしまいました。
エアコンパネルを新品に交換すれば治るとのことですが、ネットでいろいろ調べると分解して中の基盤にを少々手直しをかけると復活するみたいだとか・・・。
リスクが伴いますが、とりあえずチャレンジすることに。
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まず下段のMIDユニット取り外します。
小物入れ上部より指を入れて引き出すこともできますが、プラスティックの内装剥がしを用いると簡単に取り外せます。
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MIDユニットを取り外した空間から手を入れ、エアコントロールユニットを手前に引き出します。
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背面の水色と黒色のハーネス端子を取り外します。
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分解するには多少コツが必要ですが、ユニットを分解します。
プラスティックの爪や基盤を痛めないように慎重に作業を進めます。
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詳細はわかりませんが、水色の部品の半田付け不良が起因して不調に陥る場合が多いようです。
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基盤裏側。
水色の部品の基盤取り付け部分の半田付けを修復します。
基盤はコーティングされていて、ましてやターゲットが小さいので、久しぶりに半田付け作業を行った私にとっては恥ずかしながら難作業でした。
新たに半田付け作業を施すのは私の技量では無理でしたので(コーティングがあり半田がはじいてしまいました。)、既存の半田を一度溶かして再び固着させるだけで大丈夫とのことで、そのように処置を施しました。
半田付け作業をとりあえず終え、組み立てる前にこの状態で車両側ハーネスに接続し、正常作動するかを確認しました。
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正常作動を確認したので、分解したユニットを組み直して車両に取り付け作業終了。
今のところ不穏な症状が出ないので、一応上手くいったということで。
しかし、このような処置を施してもしばらくして再発したとの報告もあるので、一時しのぎという感覚ですね。
再発したら新品のエアコンユニットの購入を考えます。
余談ですが、私のエアコンユニットは片側それぞれ一カ所ずつしかネジ止めがされていませんでした。謎・・・。
■ご注意■
この対処方法で完全に直ると保証はできません。あくまで参考程度にして頂き、同様の処置を施して不具合が発生しても私は責任はとれませんので予めご了承お願い致します。
文末になりましたが、
Special Thanks to kriegさん!
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