YOKOHAMA ADVAN dB V552A 185/65R15
概論(選択)
1)サイズで迷う
2)銘柄で迷う
3)価格で迷う
検討したサイズがすべての銘柄にあるわけではないので、1)と2)は被る問題である。
1)インチダウン派である。ブレーキサイズがホイールサイズを決めると考えている。
15インチサイズのブレーキ力で十分な車には15インチホイールで十分なのである。街乗りでは。
競技で使うというのは別問題である。あくまでも日常の話である。
まずはタイヤ幅。195か185か。175は細すぎるか?そうでもないか。自動的に扁平率が決まる。
①195/60R15
②195/55R15
③185/65R15
④185/60R15
⑤175/65R15
である。
このうち純正サイズよりも大きく小径になるものは除外される。最低地上高を稼ぎたいのとホイールアーチの隙間の問題である。
よって①③④⑤である。
④はXB32Sと同サイズで移植も考えた。
しかし今やその外径は600㎜を大幅に切っている。概数だが603㎜-6㎜×2=591㎜となる。
純正の611㎜に対してあまりに小さいことになる。
よって除外。
⑤は些か細身に過ぎるか。いきなり2㎝も幅を縮めるのはよくないだろう。まだ175/65R15というものを経験したことはない。
安パイを狙って除外。
①よく似たサイズの195/50R16を純正に採用するNDではこのサイズの装着例を見る。いかにも美しい。ぼってり感はすばらしい。
余談だがZC33Sではスタッドレスでは195/65R15なんてのを履いている例もあったが、タイヤハウスに当たらないということは確認できるが、あまりに大きすぎる。
単に17インチから16インチに落とすだけなら、このサイズが正解だろう。外径も純正に近い。
しかしBセグメントの車の街乗りにこのサイズは必要ない。
消去法にて③である。このサイズはZC31SのときにA-tech シュナイダーの1560+38で履いたことがある。銘柄は覚えていない。レグノだったか。プレミアムコンフォートを選んだのは覚えている。当時はレグノしかなかったはずである。
街乗りではとくに問題を感じなかったが、些かふわふわ感はあった。スポーツ走行には不向きでコーナーの縒れはひどかった。BSのタイヤはケース剛性が高いが滑りは唐突で粘らない、と感じている。その点ヨコハマはその逆でよく粘ると思っている。
ZC33Sの足とのマリアージュは如何ほどか。
185/60R15ならばXC32Sで実証済みだが。さらに8㎜厚みが出るとどうなるか。
2)銘柄
185/65R15で探す銘柄は3つ
①advan dB V552A
②veuro304
③Lemans5+
基本は①である。これまで10年ほどでMB5254とXB32Sで4セット履いてきている実績があるからである。安心感がある。
②これはMB5254の次期タイヤで検討していたのだが、当時は①よりも安かったのである。しかし今や①よりも高価となっている。46000を下らない。なぜだろうか?
③は実力が不明なのである。静粛性は②と変わらないとメーカがインディゲータで示す。走行安定性は②が勝るという。低燃費性はAAの③、ウェットは②が勝る。
その性能差はどれほどか?不明である。②は価格に見合っただけの安全性が担保されているのか。
③はXB32Sの次期候補として取り上げてきたが、175/65R15や165/65R15へのサイズダウンを考えたときに、より高剛性のミニバン用タイヤを選定した折に外れた。より安価なものを選んだからである。185のAAよりも165のAのほうが燃費がよかろうと考えたのだ。
XB32Sのタイヤ選びに話は脱線するが、このタイヤを純正サイズに選んだのは高齢者が運転するという条件が付いていたからである。自分なら175/65R15に落としたいと常々考えてきたのである。
実際は更に究極を求めて165/65R15とした。これはZC31Sに車検対応用として採用した前列がある。陸自までの往復だったが、加速は軽やかであった。交差点ではセカンドまでギアを落して実にゆっくりと走ったものだ。とてもコーナなどは至極安全にであって、速度差が大きい運転となった。それにはあまり慣れないもので、非日常の愉快はあるが痛快ではなかった。
これをXB32Sに採用するとしているのだが、今にすると175/65R15が正解だったかと思われもする。そのサイズでストックにとってあったら、ZC33Sに流用しただろう。銘柄はV552Aを採用しているからである。
175/65R15と185/65R15。少し悩むところではあるが、グリップを求めて後者とし①を選んだ。
①選んだ理由の一つは②③の外径が625㎜であるのに対して621㎜と小さめだからである。
タイヤハウスとの干渉のリスク、あまりにハイトがあって腰砕けにならないかという心配のなさ、195/60R15に近い外径サイズということである。
これでさまざまの確認が取れれば次回は③でもよいと考えている。燃費と価格からである。③の性能を知らないこともあるからだ。その頃にはLemans6になっているだろうけれど。
最後に外径を大きくしたい理由を書いて締めくくろう。
これまでもJZXで245/45R17だとかF225/45r18 R245/45R18、MB5254で205/60R16を履いたが、これはブレーキサイズによるもので(JZXにはJZAのブレーキセットを移植していた)、かつ純正サイズよりも外径が大きなものを選んでいた。車高があがるのと車高をそれほど落とさずともフェンダーとの隙間が小さくなること(ショックの作動範囲を大きくとって粘る足にしたいので。低く構えて突っ張る足は嫌いなので)エアボリュームのあるタイヤが好みだから。
またガレージの出し入れでチンを擦りたくないというのもある。
もうひとつはエンジン回転数を下げるということ。
ZC33Sだと100㎞/hで6速3000rpmである。
80㎞/hで2400rpm。それぞれ2%引きで、2940rpm、2352prm。微々たるものか。
ま、少しでもエンジン負荷を減らして燃費を稼ぎたいという理由がある。
また余談だが185/65R15のほうが186/60R15よりも幾分お安いのである。それで高扁平率を選ぶのである。
そうして総合的に、経験のあるadvan dB V552A 185/65R15が選定された。
星は期待値である。
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