リベンジ

先週、先々週と目的を達成できなかったのでリベンジで『思黙庵』に行きました。
いつもの思いつきで失敗しましたので、とりあえず電話で予約しましたが、『あれっ？名前言うてない？』
まぁ、営業している事は確認できたので‥‥
で、予定時間よりちょっと早めにお店に着く‥‥

tok『電話したものですけど‥‥』
シェフ『あ？あぁ～、まだ出来とらんけぇ。適当に座って待っとって』

と部屋に入っていると、シェフが部屋にやって来て
『いらっしゃい、寒いね～』と言いながら奥から電気ストーブを用意してくれましたが
『適当にどっかさして使って』どっかって‥‥コンセント？？
『あっ、ウチは飲み物の接待はないよ～』
tok『あっ、知ってます。用意してあります』
シェフ『えっ？あっ、そう、ある？』と不思議そう（笑）

隣のお客が引き上げ、しばらくすると何やら隣の部屋の片付けが始まった様子でしたが、
突然がたがたと障子が開き、料理が運ばれてきました。
弁当箱に入った料理は無造作にテーブルにポンと置かれて‥‥
『あっ！！箸ね』と忘れ物を取りに、再び厨房へ
箸を持って来て、料理の説明を一通り‥‥早口でいまいち良く分かりませんでしたが（笑）
出された料理はマグロ、たこ、春菊、大根、鴨、牡蠣、イノシシと山海のモノがまんべんなく、一手間かかって美味しく調理されてました。
食べ初めてしばらくして、サラダとパンを持って来て、またその説明そして、
最後には『よろしく、お願いしま～す』と帰って行きます。
なんか、適当な感じのおっさんにしては、手の込んだ感じで繊細な味付けでした。
丁度、食べ終わった頃、障子の影から覗いて‥‥
『コーヒーいる？‥‥別（料金）になるけどね～』と不気味な笑い
コーヒーとお盆を持ってやってくると、お盆には、ムース、プリンとチョコレートケーキが‥‥
このデザートがまた絶品でした。

帰り際、『前にも来られた？』とか、さらに馴れ馴れしく話しかけられました。
古いお茶室をそのまま使ったレストランですが、なんか懐かしい感じでゆっくりできます。
料理も美味いし、安い、なかなか気に入りました。