055_090628自作全席フルフラットキット取付(廃案)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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1列目シートをS-MXのベンチシート変更に伴い、1-2-3列全席フルフラット化をする事にしました。
S-MXのベンチシートは座面と背もたれ共に、ほぼ平らで背もたれは180度まで倒す事が出来るので、2列目シートと合わせればフルフラットにする事が出来ます。
写真の様に、ステップワゴンはもともと2-3列はフルフラットにする事が出来ますので、これに1列目のS-MXのベンチシートを合わせ、1-2-3列全席フルフラット化をする事にしました。
現状のままでは、1列目シートを倒すと、2列目シート座面に当たってしまいフルフラットにする事が出来ません。しかしながら、1列目シートを70mm程度前側へ移動させる事でフルフラット化が可能となります。
(参考)
054_090627S-MXベンチシート取付
https://minkara.carview.co.jp/userid/1830734/car/1360220/5886460/note.aspx 2
自作のフルフラットキットです。
こちらも知人の板金屋に廃材で無料で製作してもらいました。写真には4本しか写っていませんが、運転席・助手席の2席分の8本を製作しています。
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厚み4.5mm、長さ200mmの適当な鉄板に、φ15mmの穴を両端に開け、M12ナットを溶接しただけの簡単なものです。両穴ピッチは穴中心で150mmです。穴ピッチは最低70mmあればフルフラット化にする事は可能なので、特に長さにこだわる必要は無いです。
またシートの取り付け位置が変わる様に感じますが、シートレールのアジャスターでシートの前後位置は変えられますので、ドライビングポジションが変わる様な事もありません。
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こんな感じ。
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使い方も簡単で、既存のシート位置をそのまま150mm前側へ移動させると言うだけです。
前述していますが、図の「フルフラットキット付属ボルト」の穴位置と、「ステップワゴンシート取付用既存ボルト」の穴ピッチは70mm以上あれば問題ありません。
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取り付けるとこんな感じ。
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一見すると良さげなのですが、取り付け後に問題が発生し、せっかく取り付けたのですが、取り外す事となりました。
まずひとつめが、運転席側に関しては、シート位置が150mm前側になった所で、もともとシートを一番後ろに下げた状態で、運転するほど脚の長い人はいないと思いますので、シート位置を調整すれば、ドライビングポジションは変わらず使用できるので問題ありません。
しかし助手席に関しては、シートを一番後ろに下げた状態で使用する人が多いかと思います。シート位置を150mm前側へ移動させているので、やはり足元のスペースが狭く感じるみたいで、足元狭くない?と苦情が来ました。
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ふたつめはもともと1列目シートと2列目シートの高さが異なり(1列目シートの方が低く、2列目シートの方が高い)、1列目シートを倒したところでフルフラットとはならず、若干段差が出来てしまいます。
写真の様な感じで、1列目シートと2列目シートに段差が出来手しまいますので、車中泊するには多少の工夫が必要です。
このふたつの理由からせっかく作ったんですが、取り外しました。この対策としては、今回は1列目シートの取付位置を変更させましたが、シートの取り付け位置を変更するのではなく、シートレールを延長させる方法がベストだと思いますが、さすがにちょっとレベルが高いので断念しました。
ちなみにこの自作したフルフラットキットはヤフオクで1,500円で落札されました。売れるわけ無いと思っていましたが、こんなマニアックなイジリを共感してくれた人がいた事に感謝です。
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