４点ハーネス取付

必要時以外は取り外せるように、
競技車用の金具（メーカー：シュロス）を
アンカーに固定して、金具の穴に
ハーネスのフックを引っ掛けて使う
仕様にします。

まずチャイルドシート固定用アンカーの
プラスチック部品を外して、リアシートを
取り外します。
プラスチック部品はマイナスドライバーで
爪を押し上げながら手前に抜くように
外していきます。

リアシートを外した写真がありませんが、
外すと使えそうなボルトが数本出てきます
ので、バランスと角度を考慮しながら
その内の２本に金具を挟むようにして
固定します。

リアの左側はシートから金具の頭が
出せなかったため、ベルト取り外し不可に
なってしまいました。

この金具は、90°以内なら強度を損なわずに
曲げ加工が可能ですので、必要に応じて
万力で挟んでハンマーで叩いて曲げて
使います。

フロント側はシートレールの固定ボルトに
挟み込んで固定しました。
他にも純正シートベルトの固定ボルトを
ロングのアイボルトに交換したり、
ベルトキャッチの固定部に金具を
挟んだり、色んな取り付け方があります。

最後に各ベルトの長さを調整して完成。
純正バケットシートなので、横方向への
抑制はイマイチですが、ブレーキング時の
前方向への抑制はこれでバッチリです。

※シートベルト等の固定ボルトは、
　頭の形状が星形の凸や凹のものが
　使われています。
　ネジのピッチも特殊な場合が多いので、
　工具を持っていない場合は、素直に
　車屋さんに頼んだ方が簡単で確実です。
　命を守る大切な部品ですし、自信が
　無い人はマネしないで下さい。