くあどりのブログ一覧

さて、長々書いて来ましたがラストです。

東京に戻った私たちは翌朝、東京駅からバスでいわきに向かいました。
定期的に行っている福島県いわきのコットン畑が目的地。

東北復興ボランティアです。



今回初めてカミさんも連れての参加です。

今回は前回タネを撒いたコットンの収穫です(^^)


大きく育ってました(^^)



カミさんも喜んで収穫していました(^^)

今年は試しに外国種も植えたそうで、白っぽい花やコットンも弾けてました！




コットンの収穫の後はお楽しみの海鮮丼(^^)


今回も美味でした！

食事の後は古着の仕分け作業。


古着リサイクルのボランティアです。
各地から集められた衣類を売れるもの、ウエスのするもの、海外に輸出するもの、車の内装材にするものに分けるのですがこれが疲れる...
ヘトヘトになりましたorz

おかげで翌日は、予定していた外出はキャンセルして自宅で休養してました（苦笑）

その翌日は、羽田から神戸に....


カミさんに見送られながら戻りました（泣）

帰りの飛行機からは富士山の山頂が！


神戸に着いた時は既に夕暮れ。



これにて一週間の結婚25周年旅行は終了です。
来年もどっか行きたいな....

一週間経ってしまいましたが、先週末に東京経由福島でいわきおてんとSUN企業組合へボランティアに行ってきました。
５回目です。
今回は古着の整理とコットンの種まきでした。

まず午前中はリサイクル目的で全国から集まる古着の整理。



当日作業したものはルミネがボランティアで収集したもので倉庫にダンボールに山になってました。
これを販売可能なものと不可のもの、夏物、冬物などに仕分け。
販売不可なものも決して無駄にせずに、コットン35%以上のものはウエスに、それ以下のものは車のシートの原料にするそうです。
これが地味だけど大変な作業。
ダンボールから取り出して、まず隅から隅まで眺めて売れるか売れないかの判断。
コレ、結構悩みます(^^;;;
売れると判断したらそれが夏物か？冬物か？の判断。
男性ものならわかるけど、女性ものはなかなか難しい...
売れないと判断したら、タグを探して材質のチェック。
これも、結構面倒...
この作業を毎日やってる、NPO法人ピープルの方々にはほんと頭がさがる思いです。

午後はコットンの種まき。
今まで、コットンの収穫や雑草取りはやってことがあったのですが初めての種まきってことで、ワクワクしていたのですが....
畑を作るところからでした(^^;;;
耕すまではしてあったので、まずはマルチという黒いシートを張るところから。
畑作業なんてやったことがなかったんで、見ての通りの屁っ放り腰て頑張りました(^^;;;

マルチを張り終わったら種まき用に穴開けて、種をまいて、最後に水やり。
こうやって文章で書くと簡単そうですが、これも地味に大変な作業で....
全国のお百姓さんを改めて尊敬しました(..)


翌日以降の筋肉痛と言ったら....(>_<)

でもこうやって蒔いた種が晩秋にはコットンになって収穫出来ると思うと(^^)

また、参加したいです！

今年も『3.11』のイベントが終わりました。

ここ数日、マスコミは『震災後』をこぞって報道し、多くの著名人が被災地に赴きました。
『3.11』の記憶を風化させない為には大事な事だと思います。

しかし、震災との戦い、復興への戦いはこの日だけではありません。
未だ、毎日が戦いなのです。

福島のある語り部の方がおっしゃっていました。
マスコミは3.11にしかやって来ないと。
また、別の被災地の方は、注目されるのは常にマスコミに取り上げられた一部の地域だけ。
我われの所なんぞ、甚大な被害こそなかったけどそれでも生活に大きな支障が出ているのに行政からは後回しにされ、ボランティアも来てくれない…と嘆いていました。

私の先輩は今年度、本来の勤務の7割程度しか出勤できていません。
先輩は福島県出身で事業所の統廃合で10数年前から今の事業所(千葉県)に単身赴任で来ています。
先輩の自宅があるのは福島県郡山市で内陸にある為に震災の直接的な被害は受けませんでした。
しかし、福島県全般が放射能汚染された残土の問題で揉めている様で、たまたま今年度、町内会の班長だった先輩はその調整に奔走させられてしまいました。

当初は自宅に残した奥様が細かい対応に当たられ、市や県との大きな話合いが必要な時のみ、有給休暇を使って帰っていました。

しかし、この様な事に直面すると人の本音の部分が出て来るのは致し方ない事。
個々のエゴがぶつかり合って、奥様はノイローゼになってしまいました。
近所の仲の良かった友人や穏やかだったお爺さんから罵られる様な状況に直面してしまった様です。

致し方なく以降の対応は先輩が都度帰郷して対応していましたが、ついには日常生活においても近所同士の会話すらなくなり奥様は自宅にいる事すらままならなくなり、実家に帰ってしまったそうです。

町内会の調整、市や県との打ち合わせ、奥様のケアをしなければならなくなった先輩は、有給休暇をあっという間に消化し給料カットの対象になる欠勤扱いになりながらも休みを取り往復新幹線代を払いつつ何度も何度も帰郷しました。
ボーナス査定も最低評価にせざるをえなくなり、相当の経済負担を強いられたはずです。

それだけでなく、同僚達も事情は理解しつつも業務のフォローをせざるを得ない状況に徐々に苛立ちを隠せなくなり、かなり険悪な雰囲気となってしまいました。

先輩は今、離れて暮らしている息子さんが来週結婚するとの事で明るく振る舞ってはいますが、心中は穏やかではないはずです。

この様な事がまだまだあるのが被災地の現状です。

『3.11』に思い返すだけでなく、常に思いを馳せらせて欲しい。
それが私の希望するところです。

被災地の人たちの全員に笑顔が戻るまで…

昨年に続いて山田町に行ってきました(^^)

昨年は10月だったんですが、今回は11月の終わりということで、路面凍結や積雪が心配だったんですが、おかげさまで無事に往復できました(^^)

27日の深夜に東京を出発。
普通なら東北道で花巻まで行って、遠野経由で釜石まで出て沿岸部を山田町に向かうのですが、前々日に盛岡に雪が降ったとのニュースがあったので、念のために常磐道から三陸道路を使って大船渡経由で釜石に出て山田町へ行きました。


当日は予想に反して好天気(^^)
まずは『やまだ観光物産館とっと」で海鮮焼きに舌鼓(^^)


腹を満足させたら、鎮魂と希望の鐘に。


昨年来た時はここから山田の海がよく見えたのですが、今は防波堤が出来て景観が....


これも致し方ないんでしょうが....

この日の宿は船越家族旅行村ケビンハウス


いわゆるログハウスですが、自然に囲まれて素晴らしい環境の宿でした(^^)



一つ残念なのはむさいおっさんばかりの6名だったこと(苦笑）

翌朝は今回の目的の山田鮭まつり！



今年は残念なことに鮭が不漁な為に鮭のつかみ取りが中止になってしまったんですが、美味しい海鮮を味わったり、土産で鮭や牡蠣を買ったり(^^)

それにしても、山田の海は素晴らしかったです！


東京まで10時間かかるので、1時過ぎには帰路につきましたが十分楽しめました。
来た甲斐があったと思います！

帰路は遠野経由東北道で帰りました(^^)



往復の距離は1,220km程度。


かなり疲れましたが、来年も必ず行きます！

因みに、土産で買った鮭は、今日、お袋とカミさんと3人がかりでさばきました(^^)

最近ドタバタしていて気がついたら今日になってしまいました(⌒-⌒; )が、去る7月11日に再び福島にボランティアに行ってきました(^^)
お世話になったのは前回と同じくいわきおてんとSUN企業組合のふくしまオーガニックコットンプロジェクト。

前々日までの荒れ模様の天候から一転、当日は好天に恵まれ朝10時前に現地に着いた時はすでにピーカンでちょっと歩いただけで汗ダクな状態(^^;;



この日の内容は前回の収穫と異なって雑草刈りの地道な作業。




約2時間、熱中症に気をつけながら水分補給と休憩を交えつつ頑張ってこんな感じに刈り取りました(^^)



農業に従事されている方たちのご苦労が垣間見れました！

作業後は海沿いまで出て昼食(^^)



まだ地元の魚貝は採る事は出来ないそうですが、さすが港だけあって新鮮で美味しい魚貝にはありつけました！

その後は復興商店街の視察で津波被害の凄まじさを感じ、




塩屋埼では美空ひばりの歌碑を見て来ました。



そうそう、前回も書いた奇跡のピアノがもともと置いてあった中学校は4年目にしてやっと取り壊し工事が始まっていました。



その後も津波被害からの復興途上の街を車窓から見て行きましたが、まだまだ先は長いなという印象でした。

次回は10月3日、次次回は12月に行く予定です(^^)
まだまだ続けてこうと思います。

秋には山田町にも行きたいなぁ〜〜