DEPO RACING SLDシリーズ 油温計・油圧計
DEPO RACINGの油温計・油圧計のレビューです。
60ΦのSLDシリーズとなります。
関連記事が他にもありますのでこちらもご覧ください。
・整備手帳
【デポレーシング油温計/油圧計取り付け①/③】
http://minkara.carview.co.jp/userid/1861111/car/2310506/4116616/note.aspx
・フォトギャラリー
【HA36S アルトワークス 番外編②】
http://minkara.carview.co.jp/userid/1861111/car/2310506/4607338/photo.aspx
SLDシリーズの特徴は
・アナログとデジタルの同時表示。
・ワーニング値の任意設定
・指針に連動して目盛りがブルー発光。
となっている。
バックライトはホワイト/アンバーに切り替え可能だが、ボタンによる切り替えのみで、イルミ電源に接続しての昼夜切り替えはできない。
夜間はバックライトが減光する仕様となる。
ワーニング値は設定ボタンを長押しする事によって油温は1度単位、油圧は0.1BAR単位で設定可能。
ワーニングに達するとワーニングランプが点灯しピープ音が鳴って警告する。
ピープ音は設定により消音可能。
SLDシリーズにピークホールド機能は搭載されていない。
品質デザインについてだが、メーター下部にデジタル表示がある以外は全体のデザイン、付属のベゼルも含めてオートゲージのRSM(スイス製ステッピングモーター仕様)とほぼ同一である。
しかしオートゲージのメーターは指針が動くたびにステッピングモーターの作動音がジージーと鳴って気になったが、こちらはオープニングセレモニーの演出以外でモーターの作動音がすることはない。
また指針の動きも滑らかになっている印象。
オープニング/エンディングセレモニーは日本製ステッピングモーター仕様のオートゲージと同じだから、モーターは日本製を使っているのかもしれないが、特に記載が無いため実際のところは不明。
パネルレンズがバックライトの透過率で不利なブラックフェイスである事に加え、バックライト自体も決して明るいとは言えない為、日中の視認性を上げるためにはフードを付けた上でメーターをドライバーに向けるなど工夫が必要だが、幸いデジタル計は日中でもよく見えるから、アナログ計が反射などで見えなくても油温と油圧の管理が出来ないということはない。
アナログ計をメーター読みした数値とデジタル計の数値の差は油温1℃、油圧0.1BARとズレは最小限だ。
そしてSLDシリーズの一番の特徴である、指針に追従して目盛りがブルーに発光する演出だが、肝心の輝度が低すぎて夜間でないと十分なアピールが出来ず、かえって安っぽさが出てしまっている。
その演出の為に同じデポレーシングのメーターと比べても目盛りが太く、1.0BAR単位での目安もついていないから、アナログ計をパッと見ただけでは指針が指す位置がわかりづらい。
油温油圧、水温はデジタル計の数字のみでも良いが、ブースト計やタコメーターになるとアナログ計も重要になってくるから、同じブランドでメーターを揃えたい場合、このSLDシリーズは十分な検討が必要だ。
総評だがメーターの基本となるステッピングモーター、針のレスポンスについては十分及第点に達しているが、反射の強いブラックフェイスパネルと暗いバックライトに余計なファッション要素を追加したことによって、メーターとしての機能性は大きく落ちてしまっている。
ピークホールド機能も無いため、シリーズとしての魅力も弱い。
それでも多少のドレスアップ効果はあるため、派手目なメーターでアピールしたいというのであれば良いが、少しでもスポーティー志向があるのであれば、SLDはお勧め出来ないシリーズである。
※購入価格はメーターふたつの合計金額。
購入価格 | 21,000 円 |
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入手ルート | ネットショッピング |
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