ロックスター？　ビョルン・ボルグ

私が昔、テニスを始めたキッカケの一つがビョルン・ボルグの存在！
当時たまたまテレビで試合を見て「テニスってあんなロックミュージシャン
みたいに髪伸ばしてもいいんだ」なんて単純に思いました（笑）

まぁ、その頃の日本、特に学生テニス界ではほど遠い世界でしたが（苦笑）
髪どころかウェアも白基調が義務づけられていて、ラインとかメーカーロゴとか
白以外の色が付いている割合まで何割以下（2割位だったかな？）と規定がある試合まであり、
現に試合開始直後、気にした審判が選手にポロシャツ着替えを命じた試合も目撃した事がありました。

大学進学後は私もかなり髪伸ばしてテニスしていた事ありましたが感想は、
とにかく邪魔で激しい動きには不向きと（笑）

ボルグと言えばあの当時としては強烈なトップスピンが魅力でバックハンドのテイクバックと
フォロースルーの姿が特に好きでした。

ボールに対する集中力は凄まじい物があり、ある時完全にフォロースルーが完了しているのにまだ
ボールがインパクトした場所を凝視し続けている写真を見た時は戦慄が走る程の感動を覚えました。

それからとにかく諦めない点、長丁場のテニスの試合ではまず追いつかないと思ったら
すんなり諦めるというのも体力を温存する上で大切ですが、とにかくボルグは諦めずに
コートを走りまくっていてしかも奇跡的に追いつく事も多々。
驚いた相手選手がその後調子を崩しゲームが逆転するケースも多かったです。

そういう簡単に諦めない精神もボルグから学ばせてもらいました。