タイヤの評価に自信がなくなってきた。

セルボに乗り始めて4年余りで5万キロ強を走り、その間にLM704、Luk、Sドラ、ZIEX914Fと4種類のタイヤを経験しました。
現在の914Fはこの中でも最も安価でマイナーなタイヤなので期待値も低かったのですが、個人的な評価は購入価格を除外しても最も高くなってしまいました。この中ではLukのステアリングレスポンスが鈍くて耐えられず千キロ余りでSドラに交換すると言ったハプニングもありましたが、ドライグリップに絞って考えるとこれら4種類にさほど大きな差は感じられません。Lukが若干落ちる気もしますが、レスポンスが他3種とかなり違う事が影響していることも考えられるので、絶対値はさほど違わない可能性もあります。

無論サーキットでタイムを計れば差は出るのでしょうが、一般道をちょっと攻めた程度では似たようなものでどれもそこそこ喰ってくれると感じました。また購入価格が最も安かった914Fに対する期待値が低かったことも影響していることでしょう。

あいまいな記憶ですが、今まで年間1.7万キロ平均で37年以上運転していますので60万キロは走っており、バイアスタイヤを始めにラリータイヤ、ハイグリップストリートやコンフォートなど冬タイヤ以外はいろんなタイヤを経験していて自分としてはそれなりの評価ができると思っていましたが、今回で4種同じサイズを同じ車に履いてみて、差は分かるものの絶対値の巾の狭さに「各社どこかで相談してるの？」と勘繰ってしまうほどです。もしかしてアジアンタイヤでも大差ないんじゃないか？と。

しかしこれは”自分が思っていたほどタイヤの差を感じ取れない”裏返しかもしれないとも思います。

また同じようなコンセプトのタイヤの差自体はたいして大きくなくて、価格やブランドイメージ主体で選んでいるだけかもしれないとも考えることもできるでしょう。

一度激安大陸製タイヤを履いてみる必要があるかもしれません。