団長めろんのブログ一覧

今日も、朝4：50に目が覚めちゃいました。
この一週間、本番にあわせて生活のリズムを調整してた後遺症です(^^;



昨日、2014年のシリーズ全１０戦が終わりました。
結果は、準優勝。　シリーズ第２位で終えました。
来年は、シード０６２番です。

チャンピオン逃してくやしい気持ちはあれ、なんとも清清しい気持ち。ダートラって不思議です。
去年、チャンピオンを獲得した時は、その後、２週間も緊張感と不安感みたいなものが抜けなかったんだけど、負けた今回は、どうしてこんなにも清清しいのだろう？Ｗ
シーズン通して、心と身体とクルマと、とても濃厚な付き合いをした気がします。
ダートラは本当に楽しい。

本番はたったの２分足らずだけど、この２週間、意識をまだ見ぬ丸和の本番コースに集中してものすごく濃厚な時間を過ごしました。なぜか、イメージの中で、本番２本目のタイヤ選択のイメージ（スーパードライか、ドライか？）ができず、国政さんに相談してアドバイスをいただいていました。
当日の路面の状況のイメージがハッキリとできていたのです。

本番当日、迷わずウェットタイヤの１本目を終え１位～４位まで拮抗したタイム。
そして、２本目の慣熟歩行。
事前のイメージどおり、とても悩む路面。時間の限り念入りに慣熟歩行しました。
高速コーナーの多くはアスファルトのような硬い路面が出てるけど、要所要所、砂溜まりの上を通らなきゃいけない。前半セクションは路面の凹凸がおおきく、ハケ具合が充分でない。
ココをスーパードライで走って、「良いイメージ」がつくれない。

「針の穴を通すようなコントロールの明確なイメージ」が無いにもかかわらず、後半のイメージを優先して、出走ギリギリになって、ドライタイヤから、スーパードライタイヤに変更。
心のどこかに、コンクリート路面でのタイム稼ぎ・・・の欲が出てしまったんです。
欲というか、納得感というか。。。
国政さんからのアドバイスは、「迷ったらウェット寄り」のタイヤ選択・・・と、その理由もタイヤ特性とタイムへの影響も、丁寧に教えていただいていたのですが、出走直前の自分はその選択ができなかった。

ここが、2014年の大事な場面での、「自分の心のコントロール」の限界でした。
これまでのドライビング修行での自分の性格、人格的な弱点が、結局は最後の走りとタイムをきめました。

そのあとの結果報告が辛かった。
電話に出たのは、丁寧に最高のエンジンに仕上げてくれて、本番前にも何度も何度も車両を調整してくれた、佐々木さん本人。吉報を待っていてくれたのに・・・
ちょっと涙出そうになりました。

多分、これから暫くは、もの凄く鮮明に覚えている路面の一つ一つの感触を思い出しながら、あの本番第２ヒートの丸和を、イメージの中で何度も走ることになると思います。


やはり自身の悲しさや、お世話になった方々への深い感謝と申し訳なさ、切なさが入り混じる・・・一夜明けた正直な気持ちはそんな感じです(^^;
あれっ？「清清しい」んじゃなかったっけ？？ｗ


ドライバーとしてクルマと向き合い、「人間らしく生きる」。

ダートラシリーズ戦に参戦してよかったな。


こんな余韻に浸る間も許されず、いつもの満員電車と過酷な仕事が待っている。
やばい！出勤せねばｗ

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林軍市さんの実況アナウンス、期待どおりというか、期待以上にドライバーの心まで実況してくれました。事前に各クラスのポイントシート（ゴール時点のポイント順位が瞬時にわかるように何パターンも網羅して）をつくっているのを見せてくれました。この努力に感動と感謝です。
盛り上げてくれて本当にありがとうございました。そしてお疲れ様です。
全クラスの動画を、後日編集しますので、皆さんお楽しみに。
実況のおかげで、最終戦のドラマと人間模様が楽しめる動画になりそうです。
あと、好きな食べ物とか、小ネタもｗ

明日は、いよいよ2014JAF関東ダートトライアル選手権 Rd.10 年間シリーズの最終戦です。
今年は全クラス大接戦で、第９戦までにチャンピオンが決定しているのはN1とS２クラスだけ。
他のすべてのクラスは、最終戦の結果次第で2014年シリーズチャンピオンが決まります。
JAF関東ダートトライアル選手権 2014シリーズポイント リンク

私のN2クラスもシード上位３台のチャンピオン争奪戦になります。
心地よい緊張感の中、当日と同じ時間に起きて支度をし、オリジナルボックスに寄ってブレーキを調整したら出発です。
今週は、過酷残業と過酷接待の連続で体調と体重のコントロールはメチャクチャでしたけど、心はイイ～感じで落ち着きをもって仕上がっております。

去年のような、ガチガチの過度な緊張ではなく、落ち着いて臨めそうです。


スタート前に、ちゃんとガソリンをチェックしようｗ

今年で、JAF戦参戦３年目（フル参戦２年目）ですが、エントラントや関係者の皆さんによいご指導、刺激を受け、とても勉強になりました。なんとも充実しているんです。

全員が真剣勝負の中、「車両だけ」でも、「心だけ」でも、「運だけ」でも勝てない競争の厳しさ。
万全に準備をして、最後に勝敗を決めるのは、やはりスタートに臨む時点での「心」と、なぜかその心についてくる「運」なのだなぁ・・・と今は思うようになりました。

こんなにも素敵な勝負のステージがあって、こんな楽しい勝負ができること、運営関係者の皆さんとエントラントの皆さんに、このありがたみを深く感謝しながら、「今の車両と自分にできる最高の走り」をしっかりキメてきたいと思います。
イイ走りができるときの、あの、ハッキリしたイメージと「期待感」を備えて本番に臨みたい。

あっという間だったなぁ・・・


2014年のシリーズは、これまで当初の期待どおり素晴らしい展開でした。
林軍市さんの名実況アナウンスと共に、大いに最終戦の盛り上がりを味わい、落ち着いて最高の走りをキメてきます。

結果はあとからついてくる！

こんな素敵な展開で、最終ゼッケンをつけてこのステージに出走できることがなにより幸せだ！

先々週のモーターランド野沢ラウンドの定点カメラ映像を、全クラスノーカット未編集のままアップロードしました。ありのままのレース展開をお楽しみください。

モーターランド野沢戦、優勝しました！
これにより、2014年シリーズチャンピオン争いは、061宮川昌広（私）、062北原栄一選手、063鈴木良信選手の最終戦丸和オートランド那須での、シード上位３選手三つ巴となりました。シビレルー！！




来年はクラス統合となるN2クラス。最後の年に相応しく、今年は、第６戦まで毎回勝者が入れ替わる波乱のレース展開でした。
そうした中、062北原栄一選手が第６戦丸和、第７戦新潟と立て続けに２連勝。前半戦、２回の欠場をしているので、捨てポイントがなく有利な状態で第９戦に参戦。
また、063鈴木良信選手は、安定して２位入賞を４回重ね第７戦でポイントリーダーに、第８戦ではついに優勝。一歩抜きに出たポイント差でリード。第９戦で優勝すればチャンピオンは堅い状況。

一方、私（061宮川）はというと、第１戦千葉で優勝し、好調な出だしを切るものの第２戦丸和は不調。第４戦を迎える頃には、走行１７万Kmを超えたエンジンは悲鳴をあげ、オイルを足しながら出走する始末。第５戦の野沢を終えた直後に思い切ってエンジンOHを決行。
ここまでの段階で、優勝１回、準優勝２回で辛うじてポイントリーダーキープ。
第６戦の丸和はエンジン慣らし運転が間に合わず欠場でしたが、後半戦、OH済みエンジンで一気に勝負をかけるつもりでした。
ところが、新潟戦、第７戦のタコツボ、第８戦のソックスで、いずれも秒単位でロスする大ミス発生。エンジンの仕上がりは良いが、ドライバーの集中力がスランプに陥る。

こんな展開で迎えた第９戦 野沢は、私（061宮川）にとって、063鈴木選手、062北原選手に負ければ、自力でチャンピオンに辿り着く可能性が消えてしまう、背水の陣の大一番でした。
この優勝の意味は大きい！！

＜最終戦に臨む獲得ポイント＞
063 鈴木良信選手　102pt （捨てポイント10pt) 優勝１　準優勝4
061 宮川昌広　　　100pt （捨てポイント8pt)　優勝2　準優勝2
062 北原栄一選手　 97pt　（捨てポイント8pt)　優勝2　準優勝1


これにより、上位３選手のチャンピオン争いは次のとおりとなります。
１．最終戦、優勝した人がチャンピオン
２．誰も優勝しなかった場合・・・
　（１）鈴木選手か宮川、２位を獲った方がチャンピオン
　（２）北原選手が２位だった場合・・・
　　　①鈴木選手が３位の場合、同ポイント（104pt) 。優勝２回の北原選手がチャンピオン
　　　②宮川が３位の場合、同ポイント（104pt)。優勝２回も同じ。準優勝２回も同じ。３位２回も同じ。４位１回も同じ。５位１回も同じ。

・・・こういう場合、どーなるの？？w ちなみに、エントリー回数が１回多い私（宮川）は、６位１回・・・というのがあります。　まさか、コレで決まるとか？？

さぁ、ややこしくなるから、優勝するぞ！！！

ドライビングパレット那須のプロモーションビデオをつくりました。
昨日開催された、トレジャーマーケット2014で無事公開されたそうです。
本編を公開しました。ぜひ、ご覧いただき、西野選手のドリフトコントロールをご堪能ください。