TEIN STREET FLEX DAMPER
※ 装着1週間後
車を運転する状況は様々です。直線の多い道を運転する時もあれば、カーブの多い山道を走る時もあります。1人で運転する場合もあれば、5人乗って走ることもあります。加速・減速を繰り返しながら街中を走ることもあれば、一定の速度で高速道路をクルーズすることもあります。クィックなハンドル操作を楽しみたい時もあれば、のんびり音楽を聴いたり周囲の風景を楽しみながら走りたい時だってあります。
フォレスターXTは本格SUV方向にシフトするにあたり、開発陣が足回りの強度アップに力を入れたと聞いていました。でも第一印象は結構やわらかい感じでした。各社から発売されているダウンサスも検討し、最終的に車高調整可能なSTREET FLEXを購入しました。ダウン推奨値は前40mm、後50mmですが、まずは前30mm、後40mmダウン。100点満点はあげられないものの、かなり乗りやすくなった(^-^)
一緒に取り付けてもらったEDFC ACTIVEは優れもので、期待する走りを臨機応変にサポートしてくれます。DAMPERがスポーティーな走りを手に入れるためのパーツならば、EDFC ACTIVEは、快適な乗り心地をできる限り失わずにそれをアシストするパーツです。EDFC ACTIVE装着により、スポーティーな走りと乗り心地が決してトレードオフの関係ではなくなると感じています。
設定モードは3つ。「マニュアルモード」は、自分の好みに応じて事前に設定しておいた10パターンの減衰力から1つを選択するモード。設定の段階で前輪と後輪の減衰力を同じにすることも変えることもできますが、走行中に減衰力は固定されます。「Gモード(加速度)」は加速する際の加速度と減速する際の加速度によって後輪と前輪の減衰力を個別に設定するモード。「Sモード(スピード)」はスピードによって減衰力を設定するモード。GとSの2つのモードを組み合わせた場合、減衰力がめまぐるしく変化します。減衰力が変化するとき、「ピッ」という音がします。この音が嫌いだという人はマニュアルモードに固定するしかないですね。
Gモードの設定には苦労しました。ネットで加速度について調べていくと、「1400ccの大型バイクが発進する際に、1速で半クラで繋いでスロットルを踏み込めば0.7Gくらいは瞬間的に出るが、2000ccクラスのスポーツ系AT車が一般道路でアクセルを最大に踏み込んで加速する場合、0.3G程度、高速道路を時速120km/hで走っていてカーブ(半径350R)で横Gを結構感じる場合でも0.3G程度である。」という説明を見つけました。別のデータには「旅客機の離陸時の加速度は0.2Gである。」と書かれていました。そこで設定値はb0.5~A0.5の範囲内で設定しておけば十分だと判断。
この3つのモードのうち1つを選んで走行することもできますが、「マニュアルモード」と「Gモード」の組み合わせ、「Sモード」と「Gモード」の組み合わせも可能。TEINの取説にそれぞれのモードのノーマル値とスポーツ(ダイナミック)値が紹介されているので、まずはそれを参考にして徐々に設定を変更していくといいですね。私も複数回にわたり設定値は変更しました。
もうひとつの特徴は、減衰力をすべて車内からコントローラーを使って簡単に操作できる点です。車を止めて、ボンネットを開けたり、車の下にもぐってダイヤルを回してセッティングを変更していた時代の苦労を考えたら、本当に便利な世の中になったと痛感(^_^)v
※ 装着90日後
試行錯誤の末、通勤などの日常的な場面では、主に「マニュアルモード」と「Gモード」を組み合わせて使用しています。設定はそこそこ硬め(0が最も硬く、64が最も柔らかい設定値で、前は10、後ろは16)。高速道路を含め長距離走行の場合には「Gモード」と「Sモード」を組み合わせて使用することが多いです。
スポーツ走行に徹するならば、車高はもっと落とすべきかもしれませんが、昔のようにツーリングに出かける機会は減ったし、たまに悪路を走ることもあるため、車高はこれ以上落とさない方が利口と判断。悪路を走れなくなると、フォレスターを買った意味がなくなってしまう気がして…^_^;
※ 装着140日後
当たり前のことですが、冬を前にスタッドレスに履きかえた後、高速走行時はやや不安定に…。車高は落とさないとか言ってたのは一体どこの誰(^^;;?結局車高を前後とも10mm落とし、TEINの推奨値(前40mm、後50mmダウン)に変更。たったの10mmの変更なんですが、乗った印象は全く違う!試しにもう10mmずつ落としたらどうなるんだろうと想像しましたが、「フォレスターってSUVじゃなかったっけ?」という神の声が聞こえ、思いとどまりました(笑)車高調を装着し車高を下げると一般的にはネガティブキャンバーがつくため、ホイールアライメントもきちんと調整。
久しぶりTEINのホームページを覗くと、EDFC ACTIVE PROという新製品が発売されていました(-。-; なんと前輪と後輪ではなく、4輪すべてのダンパー減衰力を独立して調整できるという謳い文句です。約50,000円でヴァージョン・アップできるようですが、他にも興味をそそる製品がたくさんあるので、見送るつもり…。
※ 装着220日後
フロントスポイラーを装着することになり、車高を前後とも20mmアップ!納車の時点から前20mm、後30mmダウンという計算になります。もともとアクセルを踏み込んで加速を楽しむ乗り方をするタイプなので、車高変更に伴い減衰力の調整もやり直し、すべての設定値が64段中0〜36の範囲内に収まるよう設定し直しました。
いろいろ書いてしまいましたが、決してTEINの回し者なんかではありませんヨ(笑)
定価 オープンプライス 入手ルート 実店舗(その他) ※大同タイヤ プロショップダイドー (福岡県遠賀町)
このレビューで紹介された商品
TEIN STREET FLEX DAMPER
パーツレビュー件数:1,426件
この商品の価格を比較する
関連コンテンツ
おすすめアイテム
[PR] Yahoo!オークション
入札が多い順
終了時刻が近い順
[PR] Yahoo!ショッピング
おすすめ順
売れている順
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク