あのエキマニは今 中間レポート
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あの奇跡のようなエキマニと対面してから
早2か月が過ぎようとしています。
が、とっても多忙なショップさんなので
入庫出来るのを仔犬のような訴えで
ジリジリ待っていたのですが
先々週入庫し作業を始めてもらっています。
元々自分のわがままから
王道を外れるような注文をして
難解な作業にしてしまったので
手間も時間も掛かることになり
メカさんと、あーじゃない、こーじゃない
聞いてもらいながら
なんとか形になってきたので
中間レポートでも上げようかとなりました
2
もうほぼ今回のレポで
何をやらかしたのか
隠し事はばれてしまうので
色々詳しくわかる方なら
いかに無謀な、邪道なことをしているか
「バカだねぇ~」と
生暖かく笑ってやってください
じゃいきましょ
お披露目した祭に
大変好評を頂いたエキマニなんですが
今回でほぼ見えなくなっちゃうので
まずはもう一回単体でご紹介
並べましたのは
どちらもF6A用でどちらも同じ作者さんのもの
ですが
右がノーマル位置に
ポン付けタービンまでが装着できる
いわゆるF6A用たこあし
限り無く等長で機械溶接かのような
芸術的な職人技はさすがなもの
これを見て「自分のもオニャシャス!」
となったわけだが
出来上がってきたのは左側
なぜこうなったか
私の注文が
「GT-R用のタービン、上に置きたいので
排気効率よりまず折れない物を作って下さい」
だったから。
答えは、私の想像の斜め上をいってました
感動しました。
通常でもこの業者さんのものは
折れにくい、割れにくいのです。
熱膨張による強度変化を計算に入れて
形状、溶接を極めていらっしゃるからです。
最初は「それ折れるでしょ」って
断られそうになったんですが
そこを何とかと無理を聞いてもらい
フランジ一杯まで太く
タービン側もギャレットのフランジ一杯に
使って太く強固に作ってもらえました
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そんなとてもきれいで
いつも磨いていたいような
私には思い込みのあるエキマニも
装着する段になると
このようにほとんど見えなくなります
まだ、覗きうかがえる状態の一枚です
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そのエキマニを見えなくしているのが
ギャレット製のR32GT-R用のタービン
鼻から上置きでしか考えてなかったので
下に吊った状態が収まるのかは
わからないのですが
この位置になるための制約が
エアコンを生かしてほしい
という私のわがままが有ったため
室内へのバルクヘッドから
高圧、低圧が縦にならんではえているため
バルクヘッドから出てすぐ逃がさないと
アウトレットの熱から逃げられなくなるのと
コンプレッサーがいて
低圧のパイプもコンチハ(・∀・)ノ ってしてるため
前後、高さ、ストラットとのクリアランス
全部クリアさせてこの位置になった
当然コンプレッサー出口は
横は向けず、下向きとなった
そのためインタークーラーの入口も
変更することになっていた
この絵でもうひとつ
苦労してもらったのが
アクチュエーター
下向きとなった位置のためと
エンジン側にクリアランスが少ないため
ノーマルの物では使えず
色々試してもらった結果
オートスタッフ製のR35GT-R用の物が採用され
ストラットタワーバーギリギリの位置で
きっちり収まることとなった
勿論、上置きになったためと
取り回しを変更したため
オイルライン、水ラインも変更されている
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当初は装着していた
アベニール用純正インタークーラーを
加工してもらう予定だったのだが
入庫を待っている間に
某中古パーツ取り扱い店で
コアの厚みが増えて大きさの丁度よい
痛みの少ない物を発見
HKS製 DR30スカイライン用
即買いして作り変え前提で採用
スロットル側のパイプを
程よく加工してもらった
決して狙っていた訳ではないのだが
歴代のスカイラインパーツが
しかもGT-R級のパーツが
カプチーノのエンジンに集まってきた
30用のインタークーラー
32用のタービン
35用のアクチュエーター
なんだかなぁww
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エキマニといっしょに作ってもらった
アウトレット
お披露目の時に?ってなってた人
答えはこの様に横向きで出るでした
この状態でこの位置にいくので
エアコンのラインやら
電気の配線やらが熱にさらされることになるので
配管には防熱チューブが巻かれた上に
新設した遮熱板の下を潜ることとなった
タービンを上置きにしたかった理由のひとつが
サイド出し直管
かねてより、サーキットを走る上で
この車マフラーいらんのとちゃう?
と思っていたのと、結構な軽量化になると
考えていたが
ノーマルタービンの位置からは
助手席の足元をえぐるくらいしなければ
サイド出しは無理なため
タービンを上置きにすることで
可能になると考えたのと
いくら対策を施して
巨大なダンパーでエンジンの振れをを止めてみたり
強固なエキマニに頼ってみたりしても
タービンから先は軽いに越したことはない
実際、エキマニを頼むときに
アウトレットから50cm位のサイド出しにするので
負担は軽いと思いますと言って
エキマニ製作を了承してもらった
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サイド出しと言っても
真っ直ぐ真横にストレートに出ることは
出来なかった。
オーバーフェンダーを付けていたため
そこを後ろにかわす必要がある
そこで元々カプチーノには
エンジンルームからの空気を逃がす
楕円形の穴がフェンダーに設けられているので
そこから出してほしいということを
了承してもらって
一旦後ろ向きに曲がって、そこから下に
少し落ちた後、フェンダー方向へ進むという
なんとも複雑な配管となってしまったが
見事予定の位置からパイプが出てますよって絵です。
1ヶ所の挿し込みと1ヶ所のマウントで
構成されている
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そこから先はちょっとしたジョーク
挿し込みで下に落としてもらい
さらに少し後ろへ進めて
ハーレーダビットソン用のマフラーに
60Φでつないでもらった
おとなしい音で走りたいとき用
ちっちゃいコブラがコンセプト
すでにテストでエンジン回してみました
スンゴイ爆音を想像していたのですが
そこはやはり660ターボ
かなりタービンで消音されているため
よっぽど単車の直管の方がうるさい
ってくらいですね
しかし、とは言えレーシーであることは
疑い様のないことですが
さてさて
中間レポートとは言え
残っている作業はあと少し
インジェクター、スロポジのリニア化
EVC、V-PRO、現車セッティング
これからも出来うる限り
ショップへおもむき
邪魔にならないように
お手伝いさせていただきますので
お取り引き終了まで宜しくお願い…
あ これはヤフオクかww
各関係者の皆さん
第一段階完成まで宜しくお願いします!
ブログ的には
完成後に色々書き込み出来る
ネタの宝庫になることが
うれしいかぎりですね
今は仕事しながら
オイルキャッチタンクの図面書いてたり
明日も仕事終わりで
ショップに行きます
ワクワクが止まらんとですよww
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