※この記事は車とは全く関係のない写真の記事ですので、興味のない方はスルーでお願いします
今日はブルームーンです
ブルームーンとは、ひと月に2度現れる満月のこと
今月2度目の美しい満月の日に、写真展の終わりの日を迎えることになりました

写真展を一緒にやった万年筆さんにこのお話を頂いた時は、正直軽い気持ちで受けてしいました
開催日が刻一刻と近付くにつれて、僕のような未熟者の写真をたくさんの人の目に触れさせてしっまっていいのか?という不安に駆られました
とても恥ずかしい事のような気がして、後悔する日々が続きました…
しかし、開催日当日写真を飾り始めてすぐ、僕の写真の前で立ち止まってしばらく見てくれた方がいらっやいました
それを見た時、嬉しい?…そんな気持ちになったのを覚えています
開催期間中は、殆ど万年筆さんに会場の立ち会いはお願いしっぱなしでいましたが
急に時間が空く事もあり、会場に行くと写真を見入ってくれる方を見たりして、あんなに後悔していた事が嘘のように、写真を見てもらう事の喜びで晴れ晴れとした気持ちになりました

また最終日の今日も写真を片づけ始めた時、初老の紳士が僕に近づいて…
『次は何処で写真を展示するんですか?』とお尋ねになりました
『いえ、どこにも展示する予定はありません…』
『いい写真ですね』と言って、僕が片付けようとしている写真を指差しました
僕は嬉しくなり…
『宜しかったらどうぞお持ち下さい』
と写真フレームを差し出しました
『え?駄目ですよ そんな事をしたらあなたの出世に関わりますよ』
ネクタイ姿の僕を、写真の貸出会社の社員と勘違いされたようでした
『いえ、この写真は僕が撮ったのものなので遠慮なさらずにどうぞ』
という事で、気に入って下さった写真二枚をお渡ししました
すると初老の紳士は恐縮して、僕にお金を渡そうとしました
『いえいえ、そういうつもりではありませんから…』
『それでは私の気持ちがすみませんから…』
しばらくそんな押し問答が続いて、結局はお金を無理やり渡して行ってしまわれました…
僕は思わず涙が出そうになりました
僕の写真をお金を出してまで欲しいと言って下さる方がいるなんて…

また、建築写真を撮るプロのカメラマンの方にも、『面白い写真だね』『撮り方を教えて欲しい』などと言って頂けたり、アドバイスを頂けたり…
今回の写真展では、普段では考えられないような事をたくさん経験する事が出来、一生忘れられない思い出となりました
写真展を経験し、僕の中で何かが変わりました
まだその何かが何のかわかりませんが…
その何かを探求しながら、またいつの日か写真を皆さんに見て頂けるように頑張って精進したと思います
大勢のみん友さん、病院の関係者の方、通院や入院されている方等々本当に沢山の方見に来て頂きました
声をかけてくれた万年筆さん、会場を貸して下さった順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センターさん…
今回の【立ち止まれない時間たち】ふたり展2015≪sin&KENTAROU≫に関係して下さった全ての方々に厚く御礼申し上げます

今夜の月灯りのような温かい皆さまの気持ち嬉しかったです
ありがとうござましたm(_ _)m
第2回定例会TRGのお知らせ
Posted at 2015/08/01 04:27:24 | |
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