2014年04月12日
メーターを交換しました
ちょっと前のことだがメーターASSYを交換した。
できれば交換したくなかったが、オドメーター切り替えスイッチ不良、左ウインカーインジケーターが点滅しなくなるという不具合が発生。分解整備できないパーツということで補償期間内のクレーム対応で無償交換となった。
ちなみにうちのZはメンテナンスノートをマメにつけている。オイル交換、フィルター交換、タイヤ交換など、行った整備はできるだけ記録していて、今回のメーター交換も走行距離とともに記録してあるので、仮に売ることになっても次オーナーには正しい情報を把握してもらえるはずだ。
閑話休題
今ごろになって少子化少子化と騒いでいるが、そんなことは20年前からとっくにわかっていたことだ。今の日本はゆでガエルである。50年後の人口が1億人を大きく割り込み、国力の大幅な低下が懸念されるという。子供を持ちにくい世の中をせっせと作り上げてきたのはほかならぬこの国の政治と選挙に参加しなかった国民の責任である。
デフレ不況が叫ばれて久しいが、子供を持てる世の中であれば不況などそうそうなるものではない。子供が一人生まれたら、育成にはいやでも金がかかる。その波及効果は食費、衣類、生活雑貨などほとんどの産業に及ぶ。夫婦1組あたり2人か3人の子供が持てる世の中であれば、今頃は経済がどんどん成長していたはずなのだ。
何事においてもそうだが、尻に火がついてから動き始めても遅い。危ない、ぶつかる、事故ると思った次の瞬間には事故っているのが路上交通である。近い将来に起きる可能性の高いことを想定して手を打たねば結果は自身に返ってくるものだ。
原発にしたってそうだが、個人的には選挙権を得てからというもの、原発には否定的であった。高レベル放射性廃棄物は処分方法が事実上存在しない。無害化は不可能、地層に埋設処分するにしても処分場を受け入れる自治体はない。もんじゅで放射性廃棄物を大幅に減量できるというが、減量であってゼロではない。根本的な解決にはならないのだ。
某国では核分裂エネルギーの問題点を早期から理解しており、核融合発電の研究炉に力を入れているそうだ。核エネルギーの研究開発予算は核融合9:核分裂1だそうで、日本では真逆である。すでに方法論が確立されている核分裂に流れるのはわからなくもないが、トイレなきマンションを造ったら最後に困るのは誰なのか。
再生可能エネルギーは効率が悪く、費用対効果は低くとどまる。太陽光や風力の実用化を考えるくらいなら、下水汚泥の燃料化でもやったほうがまだましではないだろうか。
小泉進次郎が言ったシルバーポリティクスという言葉は言い得て妙である。政治家は落選したくないがゆえに政治力の高い集団に利する政策を立案する。老齢人口が3割を超えようかという世の中にあって、高齢者にしっぽを振るのは無理からぬことだ。だがこのままそれを続けていけば、最終的には人口のほとんどが高齢者になり、国は滅ぶ。
高齢者とは非生産人口と言ってもあながち間違いではない。現実として生産性の高い年齢は18歳から40歳ぐらいまでだろう。この生産性は、価値を生み出し経済を成長させることのみを指すものではない。人口の生産性、すなわち出産可能年齢という意味からも考えなければならないのだ。
このまま高齢者になびき続け、廃棄物問題から目を背けたまま核分裂エネルギーを推進する目先のことしか考えない政治が続くとしたら、100年後にこの国は存在しているだろうか。
考えただけでも背筋が寒くなる。
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Posted at
2014/04/12 07:24:29
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