“コモディティ化”って
最近よく聞くようになりました。
ケータイ電話や家電、
パソコンに日用品・・・etc
どのメーカーの製品も性能的に似てて
価格で勝負するしかなく、結果的にどんどん安くなっていく・・・
という現象ですね。
安くなるということは、我々消費者や途上国の人々にとってありがたい話です。
PCやゲーム機を分解すると使われている部品はどのメーカーも一緒だったりして、
実は作ってる工場も一緒とか製品によっては十分にあり得ます。
修理対応なんて面倒くさいから、壊れたら交換・買い替えといった具合に
大量消費社会をさらに加速させるものでもあります!
以前、私が乗ってた中華スクーター
CKファクトリーのランナー125も
このコモディティ化と言っていいんじゃないでしょうか?
エンジンはスペーシー125のコピーエンジンを使いまわし、
足回りや車体・外装もおそらく流用。
だって、ネットで検索すると似たような中華スクーターがいっぱいヒットするんですもん!
壊れたらサヨナラ。。
以下、ウィキペディアより抜粋
『コモディティ化の進んだ製品の基礎技術は十分に"枯れた"技術であることが多いため頻繁には故障が起こりにくく、アフターケア窓口を利用する機会が少ない』
なるほど!!確かにスペーシーのエンジンじゃ壊れないわな(笑)
『例えばオートバイ乗車用ヘルメットは、そういった安全基準を満たす必要性においてコモディティ化の傾向が強く、ミニバイク(原付バイク)用乗車ヘルメットは、ホームセンターなどに行くと構造は簡素ながら有名メーカーの製品とは段違いに廉価な製品が並んでいる。』
そうか!ホームセンターの安いヘルメットは原チャリ用だったのか☆
よくよく考えてみれば、
車とかバイクは元々モジュール化されてましたね。
ブレーキはTKIKO・ブレンボ、サスペンションはショーワ・カヤバ・オーリンズ
吸気はケイヒン・ミクニ、プラグはNGK・デンソー・・・
こういった既製品を組み合わせて、
メーカーはエンジンや車体・外装で個性を演出してたんですね。
車に乗ってるおばちゃんなんかヒドイ人いますよね~
オイル交換せずに乗りつぶして、壊れたら買い換えるの繰り返し・・・
我々バイク乗りは違います ( ̄^ ̄)キッパリ!
中身が一緒で性能に大差ないバイクなんていりません!!
コモディティ化なんて経営側の理屈じゃないですか??
そんなの求めてません。
だからみんなカスタムに金掛けて、さらなる個性を追求するんじゃないですか?
気に入ったバイクは何十万km、何十年でも乗り続けます。
壊れたらガンガン修理します!!
私はこのような考え方こそ、
成熟した国家の姿だと思うのですよ。
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バイク業界 | 日記
Posted at
2014/02/26 16:06:40