ウォーターホース類全交換等の水周りメンテ その1
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さーてさて今回はですね、前回のサーモスタット交換において、ウォーターラインや水周りの不安を覚えた事もあり、一念発起してホースやらをほぼフル交換してみる事にしましたよ。
現在、走行距離は75000km程度とはいえ車齢としては13年落ちになる為、いくら水管理はそれなりだと自負はしていても、そろそろ明確な水トラブルが起こってもおかしくはない時期なので…
で、このタウンボックスですがフロントミッドエンジン車であり、かつNAなのにも関わらずかなりの数のホース類が装着されていまして(泣
リコールも出ているラジエタチャンバーや、プラパーツであるラジエタキャップASSYも含めると総額で40000円くらいのパーツ代出費となってしまいました_| ̄|○
上の方にあるのはスロットルボディのガスケットやIN&OUTウォーターホースとか、インマニ裏側にいらっしゃるインレット側配管のガスケットやOリングだったりしますが、これらはインレット側なのでオーバーヒートでもしない限り劣化は小さいだろうとも考えましたが一応念の為、という事で。
なおこれでも金属配管部は水管理の面もふまえ、まあいけるだろうと思い発注しなかったのですがこれが後でまさかの(以下略
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これはリコールも出ている有名なラジエタチャンバーですが、以前のサーモ交換の時に気になった「パーツ表面のうねり」の様な物は、どうやらプラスチックの成型時のシワみたいでして、新品でも普通にありました(笑
私の車の年式だとこのリコールには当てはまらず、最初から対策品が入っているのですがそれでも経年劣化を考えると恐ろしい、といった感じですが。
…昔、劣化したウォーターラインで修理しては次々漏れてきてかなり苦労をした経験があるので、どうせやるなら出来る限り、と考えて大金を水周りパーツにぶちこんだワケですよ(泣
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早速クーラントを抜いていきますが、2月末に適量を交換しているので今回は当然再利用となります(笑
ただ、前回は青いクーラントを入れた為、抜けきっていない緑のクーラントと混じって結構濃い目の色になっているので、1年位でさらに青いクーラントを追加で交換したいところです。
これ、何故にクーラントの色を変えたのか、という理由はですね、少なくともクーラントの交換前までの漏れの形跡ははっきりとした緑色が出ていましたが、その後に漏れが発生した場合には青っぽいクーラントの形跡になるはずなので、そのあたりの要因の切り分けを行う為、といった感じですね。
…実際、サーモ交換前からにじみのあったサーモ出口のアッパーホースの付け根には見事に青いクーラントがちょびっとだけ見え(以下略
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この絵は三菱のリコールのページから拝借していますが、この車の配管具合がよく分かります。
私は結果的に、ラジエター、ヒーターコア、リザーブへ行く細いゴムホース、エンジンインレット側のパイプ配管本体「以外」は全て新品交換する事になりました。
当然ヒーターホースも交換するのですが…こういった、「細い割に肉厚のあるホース」ってのは劣化は小さいので別に交換必須では無いのですが、エンジンのアウトレット、アッパー側からダイレクトに熱を受け続けるホースではあるので。
なお余談ですが、ヒーターホースは1本ごとの部品設定がなく3本+クリップのフルセットでしたので換えるなら一気に全部やれ、という事なのでしょうね。
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そして実際の作業ですが、一番ホースクランプに手が届きづらいのがココでした。
これは前述の絵の水色のホース、ラジエターからの戻りでエンジン側インレットになる部分なのですが、ここがエアコンコンプレッサーの真下にあり、かつエアコン配管がまあ嫌がらせの様に邪魔をしている上、装着ホースクリップの「ツマミ」の部分もなかなかシビアなところにあるという_| ̄|○
写真はエンジン右側の車体下部から覗いた写真ですが、最初にコンプレッサー本体をズラして吊っておいた方が良いでしょう。
私は車体下側から作業しましたが、エンジン側インレット配管も外してメンテする前提だったので。
…それ以前に、基本的にそれなりに経験と時間のある方でないとこの手の作業はDIYではお奨め出来ないです(泣
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こちらはスロットルボディの真下になりますが、スロットルボディ本体にも冷却のIN&OUTのホースが接続されています。
ここを交換する必要性はそこまで高くありませんが、せっかくだからやっておきたいという(笑
で、このインマニ側へ向かっているホースですが、これの接続先がインマニの根元かつ、エンジン後方なので、色々な物に邪魔されてホントに手が届きづらいです。
インマニを脱着する事が前提の取り回しなので、ホース自体も隙間をうまく通さないといけません。
…とはいえ、他の部位の配管のシビアな曲がり具合に比べればまだまだマシなのですが(汗
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そして、絵の水色ホースの相手側のインレット配管を外す為、オルタネーターを取り外します。
インレットパイプ自体はインマニの真下に存在する上、配管と接続先はOリングではまっており、接続先のパーツはさらにそこからボルト留めという仕組みなので。
なおここもインマニの脱着前提の作業ですが、インマニ脱着無しでもやってやれない事は無い、という感じで解説しておきますね(笑
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オルタネーターを外すと写真中央に見えるのがそのインレットパイプです。
見えているボルト2本と、写ってませんがパイプの下の方に1箇所固定ボルトがあります。
まず先に下側固定ボルトを外してパイプをフリーにしてやりOリング接続部を下に抜きますが、これがコンプレッサー配管が邪魔をしてとてつもなくやりづらいですね(泣
一応コンプレッサーをズラさずともホースクリップを外してホースを切断すればなんとかなりますが、その上でボルト2本を外してインレット部位のパーツも取り外します。
そしてその2に続きます。
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