ヘッドユニット&ツイーターをリフレッシュ交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
皆様毎度でございます。
コレ書いてるのは作業が終わって数か月後なんですが…最近多忙気味の為SNSやらここやらHPが一切更新出来てないので(泣
で、今回は何かといいますと今回はオーディオデッキ…じゃなくてヘッドユニット、って言うんですかね今は(汗
カーステ部分のリフレッシュ交換と、ついでに調子の悪くなってきた安物ツイーターを交換してみましたよ。
モノはカロッツェリアの「DEH-5500」という実に普通レベルのUSB&Bluetoothオーディオなんですが。
今の時代の物らしく、デジタル音源の再生にもそれなりに対応しているエントリーモデルですね。
なおこれ、友人が新品購入したが仕様変更した為、ほぼ新品を安く譲ってくれるというのでこれにした、というのが大きいですが(爆
15年くらい使ったアルパインのデッキも、CDチェンジャーを使う為にずーっと運用していたんですがさすがに調子を崩す事も多くなってきたのと、エントリーモデルでも最近の品なら音も悪くはならないだろう、という事で…
2
今まではまってたのはアルパインのAi-NET対応品で、6連CDチェンジャーを使う為にこれが必要でして。
これも規格がいくつかあり、適合のチェンジャー側は確か2回位中古で交換していて、前の車から足掛け15年位は使っていた物なんですよね。
が、近年は私は基本的にスマホからの音楽とかは聞かない為、音源はCDやMP3で良いのですがさすがにUSBメモリへ曲データを編集した物を使いたいな、というのはありまして(笑
Bluetooth接続なんて必要ありませんがUSBオーディオの為にデッキ交換を決定した、とも言いますね~
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そしてさくっと交換ですが、特筆すべき点は全くありません(笑
各部に這わせているスピーカーケーブルを繋ぎ、ACCとBAT、イルミとアンテナ線を繋ぎ直すだけです。
なおこのデッキ、ハンズフリーマイクとかもおまけで付いてたんですが私は要らないので無視ですね。
運転時通話用イヤホンがあるので、走行中に音質の悪くなりがちなマイクは不要、とも言います(笑
音だけ出してみるとさすがに10年以上の年式の差はあり、エントリーモデルではありますが以前のアルパインと遜色ないどころかワンランク上の音が出ているのを確認しました。
後、驚いたのがいかにもデジタル的な機能、位相合わせの為の「タイムアライメント」という便利機能が付いているという点ですね。
近年は一切こういうのに興味を持っていなかった為、フロント2チャンネル+ツイーター2チャンネルの調整がやりやすいじゃないか、というのにびっくらこきました(爆
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次についでのツイーターですが、これは予算の関係でこれもエントリーモデルの「TS-T440-2」を選んでみました。
見た目がソフトドームタイプなので無難だと思ったのと、「国産メジャーメーカー品」の中では安かった(実売6000円弱)のがポイントです(笑
なお、多少の上下の首振りが可能な為、ツイーターを固定しきるのが嫌いな私はそこもポイントだったのもありますね~
最初から固定したり位置を決めてしまうと後で困るのが嫌なのと、いくら音にあまりこだわりのない私でもその程度は気にしますんで(爆
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これはツイーターの中身ですが、ユニットの中身にグラスウールを詰め込んで吸音し、真ん中には制振材を張り付けて調整しています。
多分に漏れず、後付けタイプツイーターの場合ですんでキンキンやかましい傾向になった為、ある程度慣らしてみてこうしました。
なお、後でケース側にもグラスウールを詰め込んでおり、写真ありませんがダッシュへの接地側の内部にはエアコンパテを埋め込んで重量増していますね。
これはボディがあまりにも軽かったので対策したのですが、これでもずいぶんマシになりました。
意外、といっては何ですが…私の車は音楽の為のデッドニング車ではなく静穏化の為の防音工事を車全体に行っている為、こういう所をいじくるとはっきりと差が出やすい、というのもあると思います。
あ、それともちろん以前と同じく、リヤスピーカー側の出力にツイーターを繋ぎバイアンプ接続としています。
これやんないとツイーターの単独調整が出来ないので私は嫌いです、とも(ry
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で、このツイーターなんですが現状、ドアのミッドはコアキシャルタイプがくっついている為に、真ん中のツイーター部分への配線はカットしてミッド部のみを鳴らしていたんですが。
木工用ボンド塗布でコーンを重量化させているのもあり、このツイーターとはちょっと音の繋がりが悪いかな、と感じてしまいまして。
取り急ぎ、このツイーターの標準装備のハイパスフィルターを確認すると4.7μfでツイーターが6Ω、なのでカットオフ周波数はカタログスペックに近い「5.6kHz」になっている模様で。
ツイーターの再生限界の下限はカタログでは~1.2kHzとなっており、実際に慣らしても減衰を考えなければ~1kHzまでは鳴ったので、もっとツイーターの担当範囲を「下」に持ってきたいと考えました。
ここでそのへんにあった音響用MUSE両極性コンデンサの出番で、取り急ぎ10μfの物を使ってツイーターのクロスポイントを下げてみる実験を行いました。
計算上では6Ωツイーターに10μfコンデンサのみだと2.65kHzの-6db/octになる為、かなり「下」までツイーターが仕事をする事になります。
というかこの位下げてみるのも手、というネット情報を見ただけ、とも言いますが(爆
実際、これで鳴らしてみると中音域にかなり厚みが出てきており、後付けツイーターのキンキン状態とは天と地の差があった為、とりあえずこれで行く事に。
ただ、3kHzあたりがかなり出過ぎている(ピークって言うんですかね)のもあり、イコライザで下げざるを得ないという感じもあったり(汗
もちろんツイーター側のゲインも少しは下げています。
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で、しばらく使ってみてこれで良いな、と感じてきたので今度は本命、ネットワークコンデンサをそこそこのお値段のするフィルムコンデンサへ交換しました。
この黄色いのが指月製のオーディオコンデンサで、250V10μfというシロモノなのでまあでかい事でかい事(汗
なお端子台とか洒落た物を作るつもりも一切無い為、適当な線でツイーターのプラスに割り込ませておしまいですが。
もちろん良いグレードのオーディオコンデンサですからカットオフ周波数は維持したままでも高音域の音の出方はただのMUSEとは比較になりません(笑
…良い、とはいっても1個1000円もしませんけどね(汗
という訳で…オーディオデッキを交換したついでにツイーターも刷新してしまった、と言うオチでしたが。
こういうローエンドの物でも、ツボを押さえて使えば悪くはない音は出ましたし、何よりも私としては「タイムアライメント」というデジタル機能が役に立ちましたよ。
(※ホントはそんなこだわるつもりは無かったんですが、この機能があったが故に色々いじりたくなったという)
これ、本当に便利で最初は確実にツイーターが裏返っているレベルの逆相状態だったんですが、プラスマイナスを逆にしても完全には収まらなかったのをタイムアライメントをいじればかなり改善された、という事もあったので。
こういうのはラウドネスとかバスブーストとかと同じで、あくまで使わないに越した事は無いと思うのですが便利だと思いましたね~
あ、ネットワークコンデンサを換えるような奴がそこだけデジタルに頼るな、というのは(以下略
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