ドアスピーカー(ミッド)交換&ネットワーク調整等
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
さてこちらの記事は前回と連続投稿になってるんですが…
実際にはかなり期間が開いており、書くのがめんどかっただけ、とも言いま(ry
で、前回はデッキ(ヘッドユニット)とツイーターを新しい物にリフレッシュ交換し、さらに素人耳でちょっとだけセッティングを行ったワケですが。
私一応楽器かじった事があるので、音にあまりこだわらないとはいえ最低限度のレベル、ってのはあったりするのが始末に負えないですよホント。
ある程度で妥協しておけば良い物を、最近は諸事情により車を運転する機会がかなり増えたのもあり、音楽はちょっとマシにしたいな、と思ったのも確実にあったりしまして。
なので、今回はこれももはやついで、と言いますかドアスピーカー(ミッド)も刷新する事にしてみましたよ。
とはいっても…現在は高域配線カット&木工用ボンド補強コーンスピーカーなので、ちょっとはバランスの良さげな物を探していると…古いモデルですがカロッツェリアのスタンダードグレードの「TS-C1610A」の中古が見つかったので。
もちろん破れたりしてはおらず贅沢は言えない為これにするか、という事で…
2
現状というか元々はこのソニーのコアキシャルタイプを、真ん中のツイーター部分のみカットした上でコーンに木工用ボンドを塗ってました。
純正よりは低音が豊かに出ているので気に入っていたんですが、写真にはありませんが左側のスピーカーは水の影響かかなり偏食してきており、たまにノイズが混じっているかな、といった症状も出ていたので…
私、元々ドアはガチガチにデッドニング&防音工事しているんですがこうなるのが嫌で防水ビニールは貼ったままなんですけれどね。
それでも湿気には勝てなかったと言いますか…そもそもこのスピーカーは付けて8年も経ってますんでそれは仕方が無いかな、とも_| ̄|○
3
そしてスピーカー交換のついでに、純正のプラスチック製バッフル(?)にも小細工を施しました。
…木で作れよ、と思われるかもしれませんがそういうトコは手間が面倒なので(笑
これもツイーターの土台と同じく、エアコンパテで隙間を埋めて倍近い重量増としています。
共振もかなりしづらくなったのと、レジェトレックスでドア側と接着する勢いで取り付けているので別にこれでも文句はない、という。
こういうワザって…昔から拝見してるんですが「創造の館」というウェブサイトで学ばせて頂いた、という点も付け加えさせて頂きますね。
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で、さくっと交換を終えました。
スピーカーケーブルは昔引き直した2スケアの普通のOFC線なのでそのままですが、これも替えたいなと思ったのは秘密です。
が、これで鳴らしてみるとバランスは悪く感じまして…ツイーター側をかなり下よりにハイパスしているのもあり、中音部がイコライザーを全下げにしてもまだ出過ぎ、というオチでして(泣
-6dbまでしかない調整で、2kHz&3.15kHz両方が-6dbでも違和感があるという。
…以前のスピーカーに合わせてツイーター側をセットしたので当然っちゃ当然ですけどね(爆
こういうのは最初からセット物を買った方が絶対に良いですが、ネットワークがバイアンプ接続出来ないタイプだとどのみちこしらえないといけないので…
これはある程度の自分の耳のフィーリングを信じてミッド用ローパスフィルターを作成する事にしました。
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パーツのベースはこれ、贅沢にも空芯コイルになります。
エントリーモデルレベルの機材かつ、大して音質を気にもしない私が聞くのにはオーバースペックですが(笑
変わるならば体感で分かるレベルできちんと変わって欲しかったので、「JantzenAudio」という良さげな物をコイズミ無線さんの通販で購入しました。
さすがにこういうのは地元の町のパーツ屋では売ってないと思ったので…
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コイル自体は0.25mH、4Ωのスピーカーでカットオフ周波数は2.55kHz程度となります。
もちろん端子台とか作る気は一切無いのでダイソーのプラケース入りとしてますね。
ツイーター側はハイパス2.65kHz設定なのでちょっと詰めすぎかな、とは思いましたが…今回のTS-C1610Aはミッド単体ではあまり上まで頑張って鳴っていなかったので、なんとなくこのあたりかなと私の耳を信じましたよ(笑
これで駄目ならツイーター側のカットオフを上げれば良いだけなので。
で、このあたりで気づきましたが、現在使用中のDEH-5500のワンランク上のDEH-6600だとデジタルクロスオーバー調整機能があるんですよね。
…サブウーファー装着時のローパス設定しかないDEH-5500でこんな事するのは無謀だと思うので真似しない事をお奨めしますよホント(泣
7
んでもって、ミッド交換かつフィルター設定にてバランスはかなり良くなりましたが、恐れていた通り中音域のピークがやっぱり出過ぎている感が完全には消えませんでして(泣
そして懲りずに、と言いますか雑感でツイーター側のカットオフ周波数を少しだけ上げよう、という事にしました。
今度は「FX-AUDIO」製のフィルムコンデンサ、6.8μf250Vをツイーターに用いまして。
理論上は「3.9kHz -6db/oct」となるフィルターになります。
このメーカーも指月製とさほど遜色がなく良い音が出たのと、1.3kHz程上げてみたツイーターのカットオフ周波数はかなり良い感じでして。
実際のクロスポイントは3kHz強になる為、それでも低めではあると思いますが私の好みにはあっていそうなので、クロスオーバーネットワークは一応これで完成、としました。
…もっとスロープを急激に減衰させて音を減らす方が良いとは思うのですが、コイルをさらに追加するにはコストが掛かりすぎるので一応の妥協、としたいですね_| ̄|○
8
最後にツイーターの位置ですが、これは私はダッシュ上としています。
車両がワンボックスな為、ミッドから耳までの距離とツイーターから耳までの距離がほぼ同じになるのはここでして。
Aピラーだと近すぎ、ミラー裏だともっと近くてまともな調整が出来なかったです。
一説によるとミッドの近く、足元にツイーターを置くというのも音のまとまりが出来て良いみたいですが、さすがにスペースが無いのでそれは出来なかったですね…
角度的にはルームミラーの少し後ろ位をめがけてセンターを調整すると良い具合でした。
このツイーター、多少いじったとはいえ人間に向けると指向性が強すぎ高音がきつすぎるので。
その上で、イコライザーでピークの出過ぎる部位を落とし、定位をある程度決める為にタイムアライメントを調整するとOKでした。
…このへんでやめておかないと沼っても困るので(爆
とまあ、知人から安く譲り受けたデッキ交換のついでについでに…となるとあれこれやってしまいましたが(笑
長年使ったシステムのリフレッシュもあり、音場的には以前とはかなり見違える様になりましたよ。
音にはそこまでこだわりのない私ですが、安物を使っていてもセッティング次第ではマシに出来る、という事で…
と言いますか、私自身が安価な物を目いっぱい生かす、と言う方向性が好きなだけ、とも言いま(以下略
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