フロントブレーキパッドをディクセルKプレミアムに交換

さて今回は車検ついで…と言いますかアクスルシールと同時にフロントブレーキパッドも交換してみました。
…そんなの車検の前にやれよ、と思われるかもしれませんが車検はパッド残量さえあれば通りますしそれは作業場所の段取りとかで(以下略

で、今回は結構評判の良さそうなディクセル製「Kプレミアム」という一番安価なグレードを選びました。
今まではピットワークの中古品だったのでまあ同じ位かな、という事で…

でもって面取りなんですが…新品パッドの大きな面取りって絶対材料節約の為だろ、と難癖を付けつつも最低限は自分でやります(爆

これ、私は写真の赤線部のみを軽くカドを取る程度で、青線部は触れません。
何故かと言いますと、ローターの回転に対してパッドの「とっかかり」と「出口」が一番不規則なアタリをするものなので、メーカーさんもそのあたりだけを大きく面取っているワケですね。

とはいえ、初期馴染みを良くするにはそこいらへんだけは少し面取しておいた方が良いのですが…
逆に赤線部を下手に面取りでカドを取りすぎてしまうと、パッドの馴染みが悪くなるとか鳴きが出る可能性がある、と私は考えてます。

バイクのパッドではそういった経験もあるので、片押し1POTキャリパーなら道理は同じだろ、と勝手に判断してるので是非参考にしないで下さいませ(笑

そして右フロントのパッドなんですが…元々片減りしていたピットワークの中古を使っているのでモロに片減りしてますね。
が、これはそれだけが原因ではなく、実は私昨年の夏に右キャリパーが引きずってしまうというトラブルに見舞われてまして。

キャリパー自体は70000㎞あたりで左右とも一度OHしているんですが、何故か分かりませんが異状に右フロントタイヤが重くなったので即シール類を交換してOHした、という…
それがくっそ忙しい時期だったので写真や記録がありませんが、そのせいもあって右フロント側は余計に片減りが酷くなっていたかなとも。

で、何の変哲もなく普通にパッドグリス塗って各部をお掃除しつつパッド交換します。

もちろんこういう時は一度ピストンを揉み出して戻す、というお作法も忘れてはいけませんね。
バラさなくとも揉み出しはやっておいて損にはなりませんし、ブーツ内部やスライドピンのグリスアップは基本かなとも。

なおこのディクセルのパッド、おまけでパッドのバックプレートが付いてくるというのもコレを選んだ理由の一つです(笑

普通に黒いパッドなので格好がどうこうとかは言いませんが、やはり新品は気持ちの良い物ですねえ～

…ただ、昨年のキャリパー引きずりトラブルによりそんなに距離走ってない新品交換済みのローターがレコードちっくになっているのは(以下略

最後に外したピットワークパッドですが、左右比較するとやはり右側がヤバくなってましたね(泣
これは引きずってるのに気づかなった私が悪いのですが…運転していてもハンドリングがおかしくなったりしなかったのでホント謎です。

で、パッド自体のインプレとしては「普通」と言う他ありません(爆
初期タッチも制動力の立ち上がりもお値段相応、純正よりはるかに良いという物でもありませんしピットワークより悪いレベルでも無いです。

ただ、数百km走って感じたのはブレーキダストは確かに売り文句通り少ないかなと。
某日立パッドの様なダストぶちまきの極悪さとは比較にならないので、普通を求めるならこれは充分なクオリティかなと思いますよ～