マンション洗車スタイルの模索~シリコン活用編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
これまでショップコーティングや簡易コーティング剤を何種類か試してきたのですが青空駐車ではボディが綺麗な状態を保つのは困難だなーと常々思っており、かつ駐車場事情で水を満足に使えないという駐車環境もあって美観維持の面でずっと課題を感じていました。
このため自宅では手動ポンプ式の放水機を使ってフル給水を部屋から二往復してシャンプー洗車…という運用をしていたのですがさすがに荷運び水汲みで時間効率も悪く、カーカバーを導入するかはたまたバッテリー式高圧洗浄機を導入するか…けどお値段も高いしなぁ…と頭を悩ませていたのですが、Youtubeのvwfixlifeさんが伝道されている小麦粉+シリコーン洗車がこのような悩みのひとつの解決策になりそうなため整備メモとして。
なお現在の自身の洗車に対する方向性なのですが、現在の車輛が新車約3年目でそこまでの旧車ではないため撥水バチバチの新車の輝きを取り戻す!的な方向性を目指すというよりは、仕上がりはそれなりでいいので、週末朝イチ洗車で汚れをなるべく早く取り除いてある程度綺麗に仕上がれば、という方向性をもって取り組んでいます。
試してみたこと順に書いていくと以下の感じになっています。
2
▼KF96シリコーンコーティング
信越化学工業KF96を塗布しシリコーンオイルでコーティングで撥水しつつ繰り返し施工で防汚性能を高めていくという洗車スタイルと理解していますが、正直言って最初は結構懐疑的wに見ておりこれまで4回程の試験施工結果においても、これ自体は言われているほどありとあらゆる面でGood!というものではないように思いました。
初回のみボディは従来から使用していた洗車グッズを使い下地処理(スケール除去)を済ませたうえで施工してみました。
これによりボディ自体の汚れはある程度取りきれた状況下で開始してみたかたちなのですが、塗布~吹き上げ後の艶間はバチバチなのですがシリコーンオイルの吹き上げがとにかくしんどい!
どうもアルコールを混ぜたり脱脂を済ませておくとよい的な実験結果もある模様ですが、何と言っても簡易コーティング剤等と比較するとやはり油系のコーティングになるのでムラムラは覚悟が必要です。このためいわゆる磨きこみという工程を経る必要があるのですが、特にボンネットやルーフなどの面積の大きいパネルの吹き上げ段階で完璧な仕上がりを求めると相当の労力を要するため、私としてはボディへのこのシリコーンオイルぢか塗りのスタイルというのは時短重視には合わないと感じました。
また、窓ガラスは油膜取り+専用の撥水が強力なガラス撥水コーティングを施工したいというスタイルのため、どうしてもボディに施工する段階でKF96が窓ガラスの端っこに付着してしまうので、パーツ毎に仕上げていく、という面でも関係ない箇所のケアという後工程が入ってしまうためこれまた非常に面倒臭い…(窓ガラスにもいっちゃうスタイルならアリ)。
もちろん悪いことだけではなく、未塗装樹脂パーツの艶復活効果が高いことやホイールとタイヤ側面の艶だしには簡易的に効果が非常に高いためこれからはパーツ別に部分的に採用していくことになると考えています。
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▼小麦粉X1-GT+ショップタオル
次に試してみたのがvwfixlifeさんではシリコン含侵ボディ専用メンテナンス剤としてご紹介されている水+小麦粉+洗剤(界面活性剤)+KF96を用いたX1-GTというアイテムがあるのですが、これは使ってみて非常に当方の洗車スタイルには合っていると感じました。
特に効果が高いと感じたのが雨上がり直後のボディの埃や砂がある程度流れた状態からの施工が非常にやり易いという印象で、まず駐車場に持参する必要があるのがこのX1-GTが入ったスプレーボトル一本と水で濡らしたマイクロファイバークロス一枚で済むというライトウェイトさ。
なおvwfixlineさんでよく紹介されているショップタオルも併用しており、こちらはクルマに置きっぱなしにしています。
雨上がり直後に施工できない場合でも、ある程度クルマ全体が濡れた状態にできれば良いので放水ポンプを持って行くか、乾式でもX1-GTを多めに塗布するようにすれば最初の塗り込みでショップタオルにつく汚れ具合を判断しながら早めのショップタオル交換で充分に汚れが落ち艶もそれなり出ます。
一回での使用量はアテンザクラスのボディ全面で300ml~350mlくらいといったところです。
塗布~吹き上げはショップタオルを複数毎利用し、問題の窓ガラスに付着してしまったシリコンのムラはマイクロファイバークロスで吹き上げればすぐに無くなるため作業は一時間もかかりませんが、シャンプー洗車オンリーよりは圧倒的な艶間が復活するため時短と仕上がりのバランスという面で非常に満足がいくものとなりました。
総じてみると、このような洗車スタイルを考えた場合はKF96ピュアオイルを使うよりは、何らかのもので薄めて汚れ取りと併用できるよう混ぜ物で使うのがアンサーなのかもしれないと思っています。
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▼ショップタオルがあると洗車スタイルが変わる
マイクロファイバークロスだけで吹き上げを運用していた時と比較して、ショップタオルはちょっと気になった汚れを拭き取るのにとても使いやすいアイテムだと感じました。マイクロファイバークロスも一枚単価で考えるとそんなに毎回使い捨てにするわけにもいかないため、特にホイールや普段あまり手を付けない箇所の汚れ取りに使うのは若干躊躇われますが、ショップタオルならその辺も気にせず仕上がり段階で気になった箇所はガンガン汚れを取り除けます。
あくまでも個人的な意見ですがクルマの美観維持はこれらのアイテムを使うことでシャンプー洗車を実施していた頃に比べて明らかにうまく出来ていると感じています。X1-GTは準備も非常にお手軽でとりあえず500mlの水に必要なものを混ぜて攪拌できる入れ物とスプレーボトルさえあればよいため、これまでに使用したどの洗車グッズよりもコスパには優れています。
こんなキーワードが気になる方は是非!試してみてください。
・水が自由に使えないけど家では洗車したい!
・ちょっと汚れてきたな~というときにあまりガチにならずに手ばやく美観を取り戻したい!
巷でいわれているようなシリコン信者になったか?というと疑問ですが生活のスタイルに適した洗車方法を模索するなかでは試行する価値のあるアイテムだと思いました!
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