どもホルン(新)輪来るのブログ一覧

僕のST162Cに積まれているエンジンは3S-FE。
そして、このエンジンはハイメカツインカムとしては初期のモノです。

初期3S-FEの特徴の一つは、点火系のディスキャップとプラグコードが一体になっています。プラグコードのみの交換が出来ない構造です。

そしてデスビ内部にイグニッションコイルが内蔵されたIIAと呼ばれるモノ。

狭い所にぎっしりと詰め込んで、他メーカーの様に熱的劣化が予想される所ですが・・・今まで始動不良等のトラブルはありませんでした。 が・・・実はエンジンオイル漏れが！。

通常思い浮かぶ外側のO-リングではなくデスビの内部、シャフトのオイルシールが硬化してスカスカになり、オイルがダダ漏れにww。
幸いにもピックアップ部分等などには付着することなく、根元に近い所で下に開いている穴から外に出てきます。
実際、結構なオイル漏れなんです。
画像で判るかな？、下のケースが膨張して割れてます。


かなり昔、馴染みの解体屋さんから「162Cが入ったから剥ぎ取りに来たら？」との連絡があり色々部品を分けて貰い、今更ながらその車両から外したデスビを倉庫から出して確認すると・・・実はコイル別体のデスビだったww。

こいつは1988年05月以降用のデスビと言う事です・・・。
(剥ぎ取りした162Cの年式やシャーシ番号までは控えて無かった)

別体コイルもイグナイター共に外していたので、コイルに繋ぐハーネスを延長加工して取り付けました。


各部分を仮付けの状態でエンジンスタート。
始動を確認してから、一旦外して漏れてたオイルの清掃を。


これでオイル漏れは完治しました。