キャブレター　オーバーフローへの対応

先日の日曜日の午後、ガソリンタンクを外しての清掃後、キャブレターのドレンパイプからガソリンが漏れるというトラブルが発生。

どうやらキャブレターのオーバーフローの症状ということで、朝からキャブレターの分解・清掃をしました。

昨晩までにシート、Gタンク、サイドカバーを外し、バッテリーホルダーとエアクリーナーの固定ボルトを外して、アクセルワイヤー、周辺パイプも取り外してありましたが、狭いスペースなためなかなかキャブレターが取り出せません。

もう一度外し方をネットで復習し、セルモーターを外して、キャブレターをエアクリ方向へ強めに押すことで、インマニホールド部分に余裕ができ、インマニとキャブを分離してキャブレターが取り出せました。

ようやくキャブレターが外れました。

外したキャブレター本体。
外回りをパーツクリーナーで簡単に清掃する。

フロートチャンバー室を開けてみました。内側はそれほど汚れていません。フロートの動きもチェックしましたが問題なし。

固定ピンを抜いてフロートを外してみました。フロートバルブの穴の中に小さなゴミ（砂？）を発見、つまようじを使って除去しました。
他ジェット類は特に不調はないので、エアで吹いて終了。

フロートバルブの先端もチェック、傷や段付きもなかったので、きれいなウエスで汚れをとり除いて終了。

上部のダイヤフラムのほうも外してパーツのチェック。ピストン＆シリンダーの汚れを柔らかウエスで除去しました。

この後は元に戻して、キャブにガソリンを通して漏れのないのを確認、そして試乗をしてきちんとエンジンが回るのを確認しています。

今回の不調の原因は、フロートバルブにゴミが付着していたために起きたトラブルでした。

後にネットでオーバーフローの対処方法を検索すると、キャブレター本体をドライバーで叩いてみる。ガソリンタンクからのホースへエアを吹き付けてみる・・・等の応急処置もありました。
ひょっとしたら、応急処置でなおったかもしれませんが、キャブレターの外し方や内部の清掃のやり方等は勉強になりました。