ご無沙汰しております。
はい、遂にウチのクルマにも起こってしまいました…(^^;アセアセ
思い起こせば一年前、近所のホームセンターの立体駐車場2Fに上がろうと、若干アクセルを開け気味でスロープを登り出したところ、自分が踏んだアクセル開度以上の加速をするアルファードに違和感を感じ、アクセルを戻しました。
するとクルマは更に加速!車内には
ヨメサンと子供二人が。一人で青くなりながら、それでも冷静にクルマを止めようとブレーキを踏む。しかしクルマはV6・3000ccの強心臓、なおも加速しようとします。とっさの判断でパーキングブレーキ作動。するとリアタイヤを引きずりながらスロープ終了手前で何とかクルマは止まりましたが、フロントタイヤはスモークを上げながらバーンアウト状態。やっとキーをひねってエンジンを止めるアイデアが浮かび、エンジン停止させました。
この間約10秒。まさに一瞬の出来事でした。
私がパニックを起こしていれば、間違いなくクルマはスロープを全力で駆け上がり、ガードレールを突き破って下に転落していたでしょう。
ジムカーナやサーキット走行の経験が、とっさのコントロールに役に立ったと感じますが、これがヨメサンの運転だったら…と考えると、とてもそのままには出来ません。
その足でDに駆け込み、点検してもらいました。
結果は
「異常なし」。
まぁ予想していたんですが、私の中でもあまりに一瞬の事でしたので、「もしかしたらアクセルとブレーキを踏み間違えたか?いやいやそんなバカな。でも確認した訳じゃないし…」と疑心暗鬼になっていたのも事実でした。
結局、様子見という事で、アクセルペダルの固着なのかなと自分自身を納得させ、グリスアップ+運転前のアクセルペダル床まで踏み込みで何とかなるだろうと思うことにしていました。
そして先日。
遂に恐れていた
二回目の急加速が起こってしまいました。
信号右折待ちで停止からの加速で、何やら以前経験した覚えのある、自分のコントロールを外れた異常な加速感…。
まさか、と思いすぐアクセルから足を離す。やはりクルマは急加速を続ける。
しかし今回は私は冷静で、すぐDからNレンジにシフトチェンジしました。足はアクセルから離している。でもエンジンはリミッターに当たるまで全開で回っている。よしわかった!間違いなくクルマが悪い。ペダルの踏み間違いなんかじゃなかった!
そして今日。Dに一年ぶりに持ち込み点検してもらいました。
ペダルの作動不良だろうと考えていましたが、今回はDからかなり納得出来る回答が得られました。
これは持ち込み前のアクセルペダル周辺の写真。
Dの見解はこうでした。
アクセルペダル右に、後付(Dの仕事ですが)エンジンスターターの配線が伸びており、これがペダルを踏んだ時に何らかの拍子で挟まり、アクセルが戻らなくなった、というものでした。
これがDの整備時に撮った写真。アクセルワイヤーホルダーの下に挟まっている様子です。
そして整備後の写真。
問題のハーネスは取り回しを変更され、挟まる事はなくなったと思われます。
D曰く、元々はちゃんと固定されていたかもしれないが、それが何かのはずみで取れてしまったのかも…とも言っていました。
これで、ひとまず安心して乗れる様になりました。
が、一時話題になった
急加速問題や、最近特に多いと感じる
「アクセルとブレーキの踏み間違い」事故。
私にはとても他人事とは思えませんし、その中の全てが本当に「踏み間違い」なのかどうか、判ったものではないと感じます。
こんな事は我が身に起こったら、本当に冷静に対処できるかどうか。私は本当にラッキーだったと言わざるを得ません。
少なくとも、こんな原因でも急加速は起こり得ますし、Dでの作業でこの有様ですから、素人仕事での配線処理であれば、いくらでも起こる事故だなと痛感しました。
皆さんも気をつけてください!トヨタ車じゃなくてもね。
Posted at 2011/06/11 23:27:19 | |
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