確かに時間の問題だった。
4日前から飲まず食わず寝たきり状態だった。
なんとなく胸騒ぎがしてその日はリビングに寝かせた。
「その時」が来るのは分かり切っていたのだが・・・
今朝の3時頃、微動だにせず静かに息を引き取った。
ちょうど一週間後に17歳の誕生日を迎えるところだった。
4年前に相方を看取った時もそうだったように妻は身体を震わせ号泣。
生きるものの宿命とはいえ家族を失う残酷さを怨む。
彼女がこの家に来て、本当に幸せだったのだろうかと自問自答。
あまりの凶暴さに妻がノイローゼになったときもあった。
言うことを聞かずに思い切り張り倒したこともあった。
それでも私を見ると尻尾を振りお座りしてお手をする愛嬌さもあった。
あの日、生まれてから2ヶ月目で我が家にやってきた。
まるでぬいぐるみのようで私はいつもジャンバーの懐に彼女を包んだ。
そんなことが昨日のように思えてならない。
仲のよかった連れ合いが天国で待っている。
一緒に駆けずり回って思い切り遊べばいい。
享年16歳11ヶ月24日。合掌。
Posted at 2008/11/07 18:54:39 | |
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