低ダストブレーキパッドへ交換

交換したパッドです。
以前もこちらのパッドを他車で使った事があったので選択しました。
癖のない当たりなので日常使用にはダストもかなり少なくおススメです。
DIXCELのTypeMです。パーツナンバー　フロント2111679 リアR　1350565

それから、今回の作業でポイントになったのはこちらのSST。
これがないとサイドブレーキ兼用のピストンを戻せません。
国産車の時はラジペンで回しながら簡単に戻せたのですが、この車はそれでは固くて回せません。。。。汗
やはりツールが必要です。
ワインドバックやピストン戻しでAmazonでも買えます。
2,000円出せば十分お釣りきます。

早速ですが、フロントは簡単なので割愛。（単に写真忘れていただけです。）
リアですが、タイヤを外して、キャリパーをリアバンパー側から見たとこです。
上下2か所あります。15mmのレンチで押さえて、13ｍｍで回します。
そんなに固くはないので簡単緩みますが、15ｍｍの受け側を押さえないとクルクル回るだけで緩みません。。。

外したキャリパとピストンの拡大です。
この切り欠き部分にツールを引っかけて回しながら押し戻します。

ピストン部の各サイズを記載しておきますので、ツールを購入する際の目安にしてください。
ピストンン直径約37㎜
切り欠き部分の一番内側までの直径約25㎜
切り欠き部分の中心側の幅約3㎜
切り欠き部分の外側(ピストン外縁側)の幅7㎜

（急に右リアの写真に変わってますが。。。）
ツールを使うコツですが、切り欠きに合わせた先端部分をつけて、ピストンのセンターと位置を合わせます。
この時プレートはまだ付けません。

（また左リアの写真に戻りますが。。。）
シルバーの部分を多少回した後、プレート部分を装着します。
逆向きに見えますが、この向きでないとピストンのセンターに今回購入したSSTがうまく合いませんでした。
（最初プレートのカーブをキャリパーに合わせて先に装着してピストンに合わせましたが、プレートのRとキャリパー内側のRが合わず、センターに合いませんでした。）
後は黒いハンドル部分を回せばピストンが戻っていきます。
今回はまだ4,000㎞走行程度なので、フルードは抜かずにピストンを戻しただけです。
で、ピストンが戻ったら今度はシルバー部分を回して器具を緩めて外します。（うっかり黒ハンドルを回すとピストン出てきます・・・。）

あとは、新しいパッドの面取りをし、
パッド付属の鳴き止めグリスを塗って装着すればOkです。
写真は面取り前の新旧パッドの写真です。
この製品はシム（プレート）は装着済みでした。
尚、パッドの厚みは純正品とほぼ同じ厚みだと思います。

キャリパを戻す時ですが、外した時の15mm側ナット部分がキャリパーのフローティングに合わせて動きますので、一番出ている状態になってます。押し戻しながららキャリパーを装着してください。